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■ ほんの一瞬の幸せ
親愛なるご主人様+++
おかえりなさい。 今はただ、この一言を贈ります
朝、起きたとき届いていたメール 「朝10時前に着きます」 時計を見たら9時半...嘘っ!?間に合わない!? 急いでメールする 「彼女と一緒だけど...」 ちょこっとヘコむ 彼女にはもちろん私たちの関係はヒミツなので 「迷いそうだったら呼んでくれたら迎えに行きます」 とヘコみながらメールしたら 「おもいっきり召喚予定ですが」 と返ってきてヘコみ半分、嬉しさ半分...
彼女がいるのに私を呼ぶなぁ!(→ヘコみ要素) 彼女がいるのに私を呼んでくれた(→嬉し要素)
でも、前に会えたのが9月末だったということで 久し振りのご主人様にお会いするべく シャワーを浴びて駅まで出かける
準備中も出かける間もメールは続く 今回はたぶん彼女公認でメール出来てる たとえ業務連絡だとしても構わない ご主人様と...繋がっていられるのだから...
ちなみに主従関係としてのメールではなく (でも主従関係は結んだ後だったと思う...) 普通にメールしていた時に彼女に嫉妬された事がある その頃の私は彼女にとっては「知らない人」... 知らない人と何をメールしてるんだ!?と 彼女はとっっっっても不満だったらしい けれど彼女が嫉妬してちょっと嬉しかった私がいた 私が彼女に嫉妬するならともかく 「彼女」を嫉妬させたのだから... その時だけ彼女より近い立場にいたかもしれない 自分が幸せだったのを覚えている
駅に到着したのは少し遅かった(苦笑 ご主人様はタバコを吸って待っていた 彼女がその横でジュースを飲んでいた 見つけたとき、一瞬止まった... 「今日の私は、ご主人様の奴隷じゃないんだから...」 ココロにそう、言い聞かせた 自分に言い聞かせる事で 少しでも普通に接することが出来るように... もう一度走る 笑って言った 「遅れて申し訳ありません。」 ご主人様に頭を下げる そして彼女の方を向く 「どうも、はじめまして。(枷夜)です」 彼女に頭を下げる ちゃんと笑えていただろうか ...今になって不安になる
今日は自宅の近くで会員制の服のセールがあって そのセールにご主人様を招待したのです セールの会場に着いたらメンズとレディースがあるので ご主人様を置いて彼女と2人でレディースを見に行く 彼女とご主人様を引き離したかったのかも知れない 私が隣りに居られないのだから... 彼女にも居て欲しくなかった ご主人様と彼女と3人で行動している間、 たぶん私のテンションは妙に高かったはずだ ご主人様と一緒に行動していることが嬉しい自分と 彼女との恋人ぶりを見せ付けられてヘコむ自分...
彼女は私の思いを知ることなく買物を楽しんでいた お目当ての服が見つかって幸せそうだった 彼女は私と違ってちっちゃくて細くて可愛かった ご主人様はこんな子が好きなのかな...と思った でもどうして私なんだろう?とも思ったのだけど...
セールが終わった後は迎えに行った駅に行って お昼を食べて色々お店を巡った 駅に向かう時にちょっとハプニングがあって大変だったけど なんとか解決した...が、ご主人様の彼女に対する愛情を 目の当たりにしたのはちょっと切なかった 自分の入り込めない領域...一人だけ疎外感...
時々ご主人様と2人になるときがあった と言っても本当に少しだけなのだが... ヘコんでたのをちょっと告白してみた ご主人様の顔がまっすぐ見れなくて別の方向を見てた そしたら、ご主人様が頭を撫でてくれた ほんの...一瞬だけだったけど... 「まぁ、これくらいわね...」 ご主人様は私の方を見ないで言った 泣きそうになった自分をこらえた
改札で別れ、電車に乗るのを見送った 遠のく電車を見るのが辛かった メールしてみた 向こうは彼女と並んで見ているようだった 「彼女と一緒にメール待ってた」 さらにヘコむ でもメールしたいからメールする ...矛盾してるのかも知れない 最終的にずっと彼女とメールしてた あぁ、自分の世話好きな性格が煩わしくなる しかし誤解(?)も解けたようで どうやら彼女は私を認めてくれたようだ これでご主人様とメールするときに 彼女に恐怖するのは少し減るのかしら...?
期待するのは止めておこう...うん。
次に会う時には 今日買った新しい服で
ご主人様に...
あとはヒミツです
2001年11月17日(土)
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