twilight shackles
枷夜(かや)



 枷夜としてではない、私

親愛なるご主人様+++

昨日は枷夜じゃない私が
ご主人様でないあなたと一緒に居ました

今日は...
枷夜でない私からご主人様で無いあなたへの
場違いな思いを綴ろうと思います

こんな日記をご主人様は望んでいないかもしれない
けれど、どうしても綴りたい...
枷夜のわがままをどうかお許しください

私にとっての君…
「***」としてなら、何も気にせず話が出来る友達。
「枷夜」としてなら…私にとってたった一人の奴隷。


ご主人様が私を「トモダチ」と言ってくれた事が
とっても嬉しかった...
私とご主人様は「共通の苦しみを味わった」事がある
でも、そのことだけで繋がったのだろうか?と
不安になってかなりヘコんだメールを送った
この一文はその時の返信メールの引用

今の私は枷夜になれないでいた
彼氏と同棲し、寝起きを共にしている
ご主人様と更新できる数少ない時間は
私が用事を入れてしまったので出来なくなった

枷夜ではない私は、ご主人様でないあなたに
必要なのでしょうか?
私が「枷夜」でなければご主人様も、
そしてご主人様でないあなたも
私を必要としてくれないのではないかと思ってしまった

私はご主人様の奴隷となる事で
ご主人様で無い貴方とも親密な関係になれたと思う
結果、彼女を嫉妬させてしまったのだから...

枷夜ではない私もまた
ご主人様ではないあなたを見ています
時々、彼女にも嫉妬してしまいます
枷夜ではない私の中に少しずつ枷夜が入り込んでくる

いつか私の中が枷夜で埋め尽くされた時

その時は...


私を



捨てないで下さい...

2001年11月18日(日)
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