twilight shackles
枷夜(かや)



 私とワタシの葛藤

昨日、日記を書いた後...
ご主人様からPCのメールに2通届いていました

ご主人様が「主人」としては
こんなに書くのは初めてだろうか...というくらい、
本当にめずらしく長いメールでした

本当に、「今更」なメール
どうしようもない、メール
会いに行くつもりだったと、言われても...
私の「誓い」が嬉しかったと言われても...
どうして、「今」言うの...
今更、そんなことを言うの...?

けれど、ご主人様は今だから言うのだろう...

 本当に、必要であるなら…
 彼氏彼女じゃない、本当にもっと…

 それを超えた領域…男でも女でもなく、
 世界観に縛られない、ただ…求め合いたかった

 枷夜とならそれが出来ると、信じていた
 今も、その気持ちは変わらない

メールの中に綴られていくご主人様の「思い」
私は、自分の中で色んなものが交錯していった

今日は普通に朝から用事をしていた
その時...私の携帯が震えた
「通知不可能」...
取るべきか、悩んだ
けれど、取っている自分が居た
「今、大丈夫か...」
「そちらは、今、深夜では...」
「あぁ、まぁ明日は休みだからな...」
私の「さよなら」というメール以降色々なことを
ご主人様は考えたらしく...私の書いている日記も
昨日の分までしっかりと読んだらしい...

「私は、「枷夜」と呼んでもいいか?」
との答えに、私ははい、と答えた
それでも、私はご主人様のことを「あなた」と言い
決して「ご主人様」と呼ばなかった
私の中での...精一杯の抵抗だった

20分くらいの電話
ご主人様は、あれからちゃんと休んでいるだろうか
そんな、場違いな心配をする私の昨日の決意は
一体なんだったんだろうとも思う

ご主人様のそばに、帰りたくないはず
こんな...不安で満たされるだけが私の
望んだ「幸せ」で「快楽」なのだろうか

自分にとっての、「幸せ」をもう一度考えてみよう

2002年09月22日(日)
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