twilight shackles
枷夜(かや)



 さよならなんて出来ない

ご主人様にあてて書くとどうしても
「反対」のことを書いてしまいます
だから、ここは私の思う「私の思い」を書いていきます

すごく...支離滅裂かもしれませんし...
文章になっていないかもしれません。ごめんなさい


私は...ご主人様の奴隷でありたいと思うことが不安でした
最近、また色々な事が重なってしまい
私はおそばに居ることが辛くて悲しくて苦しかったのです
私は必要ではないのだろうと思いました...
何度も、何度も...

必要とされるように...もっとすればいい...
見てもらえるように...もっと成長すればいい...
もっと、忠実な奴隷に
もっと、淫乱な奴隷に
もっと、従順な奴隷に...なればいい

「忠実」で「淫乱」で「従順」で...

今の私はそんなものから遠く遠く離れていて
それでも、ご主人様は待ってくださる...

 何かを望んでしまっている私がいるから...
 あなたの望む何も望まない奴隷には私はなれない

 ひとりでいたくない
 何も考えたくない
 檻に閉じ込められていたい
 包まれたい

 ぜんぶ...
 私が「望んで」いるものだとしたら...

メールでたくさん伝えても、簡単に返されてしまう
私は、ご主人様に勝てない...

はじめから、わかっている...

私の体にはすでに...
「ご主人様の奴隷」である自分が染み付いている
ご主人様の言葉で...触れる指で...吐息で...
息を荒げ感じる自分がいることを知っている

離れられるわけが無い....きっと、求めつづける
私にとっての最後のご主人様を...求めることでしか
他の誰でもない、ご主人様から与えられるものでしか
自分の中の思いを満たすことが出来ない...

私は「私」を知っている
堕ちていくことの悦びを...

そこから逃げのびることなど出来はしないと...
はじめから、わかっている...

少し、休みます
私は...少しご主人様を困らせすぎてしまいました
もう...電話をかけていただいても伝わりません
電話をすれば...距離を再確認してしまう私がいます
遠いのだ、と...会えないのだと...

離れたくない...
そばにいたい...
眠って欲しくない...
眠りたくない...

感じたい....
堕ちていく快楽を...
与えられる安らぎと快楽と痛みを...

包んで欲しい...その腕で...
私の心をご主人様の檻に閉じ込めて欲しい

今すぐ...そばに行きたい
ご主人様に犯されたい
ぐちゃぐちゃにされたい








はじめから、離れることなんて出来なかったんだ...
自分の中の「奴隷」を消し去ることなど...
自分から「主人」を消し去ることなど
...出来なかったんだ

行ったり来たりしてやっと見つけた答え
けれど、まだ...ご主人様は帰ってこない...

自分の中ではもう少しの間...

2002年09月28日(土)
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