twilight shackles
枷夜(かや)



 なくした時間を...:2

運転席と助手席で
間の空間が煩わしくて...

その思いをご主人様は察したのか
「後ろの座席に移動しなさい」
そう言って、ご自分も後部座席に移動されました
私も後ろに移動し、着ていたコートを助手席に置き
もう一度ぎゅーってしました

ご主人様は私を優しく抱きしめてくださり
頭をゆっくりと撫でてくださいました
ひざの上で寝ている猫みたいな心境(苦笑)

顔を上げてご主人様を見上げます
ご主人様が優しくキスをして下さいました

後部座席で二人だけの時間を過ごし...
電車の走る音や車のライトにビクビクしながら
ご主人様との時間を幸せに感じていました

ご奉仕をさせていただく時間も
私に触れて下さる時間も
私には幸せなひと時でした
厳しいお言葉にも優しさを感じていました

胸を触られて逝きました
指でかき回されて逝きました
車が振動するほどに上下に動き
1番奥までかき回されて逝きました

ただ...
出張中少しおろそかにしていた所為で
後ろの穴で出来なかったことが
今回1番後悔した事でした...

はじめてするときのように裂けるような痛み...
同時に痛みに対する恐怖...
私は泣き叫んでいました

「次は、大丈夫だな...」
私は頷き、そして今回は許していただいたのでした
最後は口で精一杯ご奉仕をさせていただき
私の口の中をご主人様で満たして頂きました

車は少しして駅に向かって走り始めました
駅に近づくにつれ、別れの時間が近づくにつれ
何ともいえない寂しさがこみ上げてきました
帰りたくない...御傍にいたい...
ちょうど、ご主人様は一時間ほど用事があって
それなら一時間、車の中で待たせて欲しいと
何度も何度もお願いして、お許しを頂きました

車の中では何をするでもなく、実は寝ていたのですが
先ほどまでご主人様に犯されていた場所で...
なんだか安心して寝てしまっていたのでした

一時間後、ご主人様が戻られ、窓ガラスを叩きます
ご主人様は近くのコンビニで
私のために飲み物を買ってくださっていました
駅まで送ってくださり、そのジュースを持って帰りました
別れるときはご主人様も車から出て
「気をつけて帰りなさい」
と優しく声を掛けて下さいました。
頭も撫でていただいて、嬉しくなりました。




クリスマスプレゼントのブレスレットは
実はこの日に渡してしまいました(笑)
ちょうど、2人きりの時間を過ごして
車を走らせる前に、渡してしまいました
ちょっと、驚かれていたみたいです
「見覚えのあるデザインだな...」
「はい。あの時と同じモノを...」
「そうか。ありがとうな...」
そして、つけてくださいました
はじめにつけてくれた場所と同じ場所に...
今はない、あのブレスレットがあった場所に...
「高かっただろうに...どれくらいしたんだ?」
プレゼントの値段はあまり聞くべきじゃないと思うのですが
「うーん。以前差し上げたプレゼントよりは高いですが
 差し上げたかったのでいいです。」
と、返しておきました

「どうして、これにしたんだい?」
車を走らせながらご主人様が仰いました
「なくした時間を...取り戻したかったの」
「そうか...」

以前ブレスレットと一緒に差し上げたものは
会社に行かれている時に、御傍に置いて頂きたいと
いう思いを込めて贈りました
今回のブレスレットは会社に行かれない日に
代わりにお傍に居たいという気持ちを
私なりに形にしたく、差し上げました





次はバレンタインデーかな...と思ったのですが
心はすでにその先を行って
ご主人様の誕生日のことを考えている私でした(笑)


ご主人様
本日はお疲れにもかかわらず、時間を割いていただき
真にありがとうございましたm(_ _)m

2002年12月02日(月)
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