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■ 逢瀬 :2 -音で壊される-
部屋に入りました。 変わらず、天井は鏡張りで お風呂はガラス張りでした
...もう慣れてしまいましたが。(笑)
ご主人様は、ソファにお座りになり 私はベッドに倒れこみました 土曜と言うこともあり、TVをつけられ チャンネルを回し 「世界!ふしぎ発見」を見始めました(笑) ナポレオンが暗殺されたと言う内容で とても興味深いものでした
前々から企画していたサンタさんなのですが 帽子をなんとか手に入れ、持って行きました 部屋に着いてからずっと被っていました(笑) ご主人様は呆れていらしたのか 笑っていらしたのか私にはよく判りませんでした
結局、ご主人様と最後まで見てから ご一緒にお風呂に入らさせて頂きました お風呂に向かう前に私は服を脱ぎ 先日購入した赤い下着姿になりました 「この下着でサンタさんの帽子を被りたかったんです(笑)」 「そうか(笑)」 「私が赤い色なんて、珍しいでしょう?(笑)」 「そうだな...でも、よく似合っているよ」 似合っていると言っていただけて、 それだけでとても幸せになりました
いつものようにご主人様の髪の毛と御体を 精一杯流させていただき、 ご主人様が湯船に浸かられている間に 私もまた、自らの体を洗い流しました 長湯が苦手なご主人様は早々と出られ 私もまた、少し湯船に浸かってあがりました
近くのコンビニで購入したデザートを食べて ご主人様がいらっしゃるベッドの御傍に行きました ご主人様にリラックスして頂くべくマッサージなどを させていただく事は、私のすべき事と思い 誠意を持って、させて頂いています
終わった後、ご主人様に誉めていただき ご褒美だ、と言って首輪とリードをを付けて下さいました そして、はじめに頂いたタグを首輪につけて下さいました 金色で、ハート型のような逆三角形のような... そのタグに彫られている文字をなぞりました
首輪につけていただいた後、リードとタグが当たって 鳴る音にドキドキしている自分が居ました 自分の首に、ご主人様のタグがつけられた事で... 自分がより、ご主人様の所有物に近づけたと思えました
ご主人様の前で足を開き、自分の姿をお見せします いやらしい場所に指を滑らせ...音を立てて... ご主人様の目を見て、逝きなさいとご命令を頂き 一回目では、最後に目を閉じて出来ずに もう一度、と言われましたが2度目で出来ました
今回は、前回に出来ずに繰越となった後ろでのご奉仕です いやらしい場所から溢れる液で指をいっぱいに濡らして ご主人様の指は簡単に侵入を果たしてしまいました
そこで一言... 「前も後ろも綺麗に洗ってきなさい...」 そう仰ったので、私はお風呂に戻り、洗ったのです 私は、出来た「つもり」でした...
お風呂から戻り、もう一度、ご主人様にご奉仕をして 私にも触れていただきました 同じように、後ろのほうに指を滑り込ませたご主人様は 少しして指を引き抜き、ティッシュを取られたのです 「もう一度、洗ってきなさい...」 私の中の何かが弾けました 「また...汚かったんだ...」
......うわああああああああああああっっっっ
寂しくて、泣いても涙が出なかった私の瞳から 大粒の涙が溢れたのです 箍が外れたように私は泣きつづけました ご主人様が何かを言われても、私は止まりませんでした ただ...ただ...悔しくて... 泣いても仕方ないことかもしれませんでしたが 色んな気持ちがはじけたように泣きつづけました
ご主人様が 「枷夜」 とだけ言ったとき...ピタっと止まりました 「枷夜は、泣くためにココにきたのか?」 私は首を横に振りました 悔しかったのだ、と...伝えました ご主人様の言われたとおりに出来なかったことが とても、悔しかったのだと伝えました 「そうか...」 「またひとつ、成長したな、枷夜」 「洗っておいで...顔も、前も、後ろも...」
鎖と、首輪を外していただき、 もう一度、お風呂に向かいました はじめはどうしていいかわからず... シャワーに当たっているだけでした 自分の気持ちを落ち着かせて後...もう一度洗いました 指で奥の奥まで洗い、流しました 次にご主人様の御傍に戻るのが怖いと思いつつ 離れられない自分を知っているから、戻りました
また、同じように言われることが怖かったのです また、出来ていないと言われることが怖かったのです
けれど、今度はちゃんと出来ていたようで 後ろに、ご主人様がゆっくりと入ってこられました 少し痛みは伴いましたが、すんなりと受け入れました 痛みの中に心地よさがあり...声を漏らします 鏡に自分の姿を映し、ご主人様に犯され 何度も、何度も、逝きました ご主人様も、最後に逝かれ...私は崩れ落ちました 少しの間、放心状態だったのですが フラフラになりながらもお風呂に向かう私でした
次に続きます。
2002年12月22日(日)
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