twilight shackles
枷夜(かや)



 クリスマスの魔法。

今日はクリスマスイブ。
平日だから、もちろんお仕事ですよね。
私ももちろん、主様もお仕事でした。
でも、記念日やイベントは自分には無いもので
主様と過ごすなんてもってのほかだと思っている私は
少し前にクリスマスなんか大嫌いだ、なんて
主様に向かってメールをしたりもした...。

でも、そんな私にも魔法はかかるんだ。

朝番だったのでお昼で終わった私が家に戻った頃
主様がちょうど仕事で外出されるということで
近くまで出てきなさいと言われて大通りまで出てきた。
すると時間を気にしながらカバンの中から赤い包みを
取り出して「メリークリスマス」とだけ言って、
主様はタクシーに乗って仕事に向かわれてしまった。

本当は、夜にご飯を一緒にしようかと
以前言って頂けたのだけど...
私が一度お断りしてしまって、
私の中では予定は無くなってしまってて。
一応適当な理由をつけて空けていた時間で
ちょっとはクリスマスムードを楽しもうと
大きな駅まで足を伸ばしてみた。

駅前のデパート前でクリスマスコンサート。
クリスマスソングを歌っていたの。素敵...。
一緒に聴けたらいいのにな...。

もう1つ、デパートに用事があったので物色。
探している途中で、メールが来て...
すると、主様から...時間があるなら一緒にいようと
素敵なお誘いを頂いてしまいました。

夢じゃないだろうか。疑ってしまう。

本当は夜の間に帰ろうと思っていたけど...
主様のおそばでクリスマスの瞬間を迎えたいと思った。
時間を作って、合流場所に向かいました。

私は一度自宅に帰りますが、主様は次の日に
お仕事にそのまま向かわれるので
新しいシャツと靴下を購入されました
それから電車に乗って、いつもとは違う駅へ。
何処もクリスマスムード。一緒に見れるなんて、素敵...
前回の一足早いクリスマス逢瀬の時には見れなかった
クリスマスに見るクリスマスの雰囲気は一番キレイだった。

高層階のレストランフロアのひとつで
1度か2度か...ご一緒させて頂いたお店でディナー。
クリスマスオリジナルメニューは無かったし
今日はお酒なしって決めていたから、ワインじゃなく
デザートと一緒に来たアイスカフェオレ×2で乾杯

その後はホテルに足を伸ばすのです。

2003年12月24日(水)
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