twilight shackles
枷夜(かや)



 台風さえ飾りになる日。

台風がいつのまにか直撃しちゃうことになった
主様と夜行バスで向かう先は、東京。

スタートから遅れて遅れて...
そのバスの中でも時々弄って頂けて
身体はスイッチが入りっぱなしでした。

バスの椅子で疲れた身体を癒すために
ネットカフェへ向かいます。
主様がネットで調べるものもあったのです。
ペアシートという部屋に入りました。
途中で主様が御奉仕を命令されました。
「みだらな行為を禁止」と横に書かれていて
見つかったらどうしよう、どうしよう...と
そんな緊張感も感覚を刺激するだけ。
最後まできちんとご奉仕できました。



あとはしばらく我慢です。

途中、ホテルにチェックインに向かいました。
部屋が...部屋が...
ありえない!どうしよう!!と思う場所でした。
というか、○十階ってナンデスカ!?桁が違います!
ついでにいうとスーペリア...?ってえっと...;;

あまりにオドオドしてるものだから主様笑ってるし。
で、荷物を置いてもう一度我慢の時間。

帰ってやっと自分の時間。
主様が私を窓の前に座らせて
部屋の電気をゆっくり落とした。

光の粒が夜を街を照らしていた。
...そんな言葉でしか表現出来なかった。

主様がお風呂にお湯を入れる。
いつものように放置しているものだから溢れてました。
そこに、いつものように浸かる主様...

水浸しです。いや、お湯浸しです。(当り前)
「いや、いつものクセで...」(後日・主様談)

一気にさっきの感動は何処へやら...。
シャワー浴びるのもやめたくなるくらいに冷めてしまって
今日は何にも無しだなと。スイッチは入ったままで。

でも、無理だった。
しっかりお風呂に連行されてしまって主様のそばに戻ってた。
主様が抱きしめてくれて「すまなかったな...」と言った。

夜は、まだまだ...始まったばかりなのだと
主様の瞳は私に無言で伝えていた。

2004年10月09日(土)
first day* new* index* mail*


My追加
エンピツ