twilight shackles
枷夜(かや)



 紅い色に過剰反応。

お泊りは無理だけど、こんな風になら取れるんだ
ということで、行ってまいりました。
私に許された時間は時計半周分です。

主様は昨日髪を切られたそうで、短くなっていました。
私の何分の1だろう...と触ってみました。エヘ。

ファーストフードでランチのサンドイッチを購入。
部屋は少し待つとすぐに空いてイン出来ました。
お風呂希望だったのでちゃっちゃと準備します。
だらだら〜ごろごろ〜しながらお風呂待ち。
出来たので二人でお風呂に向います。

私は巻爪さんなので、今、足が大変なことになっています。
痛いです。とても痛いのです。うぅぅ...。
ポインテッドなんて履いた日には足を酷使しかしません。
なのでラウンドな靴をこよなく愛する私です。

主様はそんな足を手術するのだと張り切っておられましたが
手術道具のうち1つを忘れたために延期です。(無期限希望)
あ、でも、故意に忘れたわけではありません。それは誓って。
(でも、なくなって内心ほっとしていたのも事実です)

で、お風呂でちょっと触られて「ぎゃー」なんて
可愛くない声をあげてしまうくらいに痛かったので
主様は(手術できなくて)残念そうな顔をしてました。

お風呂から出て、ベッドに向います。呼ばれて腕の中へ。
ぎゅーっと抱きしめられ、そこからは奴隷の時間が流れ始める。

ちょうど、今日の朝。始まってしまったのです。
だからこっそり中に入れてたのだけど
「あぁっっ、ダメッ...取らないで...」
主様にはしっかりバレてしまい取られてしまいます。

主様へご奉仕をします。
「紅い時は、敏感になるんだってね...」
そんな言葉を笑いながら言って、私に触れる主様。
確かに...自分でもどうにかなってしまうくらいに
主様の一挙手一投足に反応している...気がする。
お風呂でちょっとされただけでもクラクラしてた。

「あんまり、この時に会いたくないな...」

一度、使っていただいた後だっただろうか。
主様にそう言った。

「だって...」
「こんなに感じてしまった後だったら...」
「次に会う時に、満足していただけない...」

そんな感じのことを主様に伝えた。
主様は、私が感じているのを感じて、
自分も満足するのだと前から何度も聞いていた。
毎回、会う度に成長していかなければならない私は
この時期に会うことで、これが「当たり前」に
なることがとても不安だった。
...だって、普段はそんなに敏感じゃない。
昔に至ってはむしろフリをしていた位だった。

「そんなことはないよ」

主様は続けて...

「他の場所で、ちゃんと成長すればいい」

ちょっと安心した。

お布団でピターってくっついてお昼寝をした。
1時間か1時間半か...寝ていたのかな?
起きたらまだ、アウトまで2時間弱あって
もう一度寝るか、という主様の言葉を遮り
「寝なくちゃダメ?」
といって話をはじめたのだけど...結局弄られる。

「淫乱」
「敏感だな...」
「いやらしい、枷夜...」

様々な罵声を浴びせられる。
中をかき回され今日は絶対に紅いはずなのに、
溢れ出てくるモノは白濁色が混ざってる。

「自分で動いて、逝く直前で止めてごらん」

主様の言葉に従い、直前で止める。
でもまた始まって、また止まる。
逝くまでの時間の感覚が狭まっていく。
体勢を変えてまた続けていくのだけど
自分がいま、どうなっているのかを
頭で理解しきれていないまま朦朧としてくる。

最後は背中にかけられて同時に逝ってしまった...。

「よく出来ました」

ソファで寛ぐ主様が仰って下さった。
でも、やっぱり、この日に使われるのは
まだまだ、不安が残るかもしれないなぁ...。

2004年11月14日(日)
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