twilight shackles
枷夜(かや)



 安らぐための、場所。

今日は主様は、ボージョレ・ヌーヴォーを
とあるお店に飲みに行く予定でした。
私は、飲みません。
ですから、私は一緒に行きません。
ワイン...特に赤は好き「だった」のですが、
訳あって一年ほど口をつけていないのです。

そんな主様。
朝一番のメールで「風邪かも」
そして昼過ぎのメールで「中止になった」
夕方のメールで「泊まりは無理か?」

決定してしまいました。

呼ばれた理由が「グラコロ始めをする」のと
「枷夜と一緒だと、安静にするから」だそうです。
...どうだか。

少し早く着いたので、グラコロはT/Oにして
前から行きたかったイタリアンのお店で夕食を。
グラコロがあるのでパスタとピザで控えめに食べて
主様が風邪のためノンアルコールで出ました。

部屋に入って、グラコロ食べて
そして腹筋&背筋のサポートをして、
お風呂に行ってる間に私はうとうと...
していたらしくて、お風呂上がって
ベッドに入ってくるので目が覚めました。

色んな話をして、軽く触れられて...
私は、それだけで...
スイッチが入ってしまいました。
主様は風邪気味なのに...それでも、私は...
「風邪なんて私に伝染してしまえばいい」
そうして主様の唇を塞ぎ、唇が触れるだけで
自分の口から喘ぎ声が漏れてしまう。
「枷夜にスイッチが入ったら、私にも入る」
そう仰った主様は、私の胸に、身体に
指を滑らせ、敏感な個所に触れていく。

じわ...

熱く濡れていくのが触れなくても判り
あぁ、もっと...もっと熱くして...
言葉ではなく、体全部で訴える。
主様が「咥えろ」と命じてくださって
嬉しくなって、自分も足を開いて
濡れている自分を主様に曝して感じる。

口の中で、大きく硬くなっていく主様...
欲しくて欲しくて、たまらなくなる。
「来い」その一言に目を輝かせ
主様の上に跨り、自らの秘所に導きいれる。

あぁぁ...

熱い...熱くて...
あぁ...

溶 け て し ま う . . .

少し動くだけで逝ってしまう。
でも、腰の動きは止まらない。
もっと、もっと!って体中が叫んでいる。
主様の手が胸に触れ、硬く尖った先を弄り
鷲掴みにして痛みと快楽を与えてくださる。

「もぅ...もぅ...あぁぁああぁ」

大きな大きな快楽の波が押し寄せて
中から弾けるような絶頂を迎え
主様の脈打つ鼓動が体内に伝わった。



風邪気味の主様は、たくさん汗をかかれ
汗ばんだ部屋着を着替え、互いに朝まで熟睡。

汗をかいたのが良かったのか、
安心してぐっすり眠れたことが良かったのか、
「昨日より身体が楽になった。呼んで良かった」
と仰った主様のお言葉は、誉め言葉だと
思ってもいいのですよね...?ね?


2005年11月25日(金)
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