仕事中に郵便局に小為替を買いにいく。3時過ぎだったかな。 空は晴れて、吹く風はかなりぬるめ。 けだるい夏の午後っていうかんじそのものだった。 アスファルトからたちこめる熱気とで、上からも下からもあぶられてる>あたし 熱気にあたって、まわりの景色がほんのりとセピア色にそまっている。
子どもの頃にプールや海の帰りによく感じた思いを反芻する。 じりじりと陽にあたってると 「あたしはだれ?」「幼稚園の時の先生はだれだったけ?」「あたしは大人になったら何になるんだろう。」 はっきりした答えがでない事にぶつかると、ざわざわとかすかな胸さわぎを感じていた。 今、確かなのは、こうやって風に吹かれてここにいる私の存在だけかな。 このざわざわした感覚に意識に包まれてるのがすごく不安な気持ちでいっぱいになった。 こういう時は何も考えず、何も感じないようにしてるとざわざわした感覚は消えていった。
何かがすごく懐かしい感覚がある。それは、何だかはわからないけど 過去に感じたものではなく、未来に感じるものだろう。と それは、今とはまったく別の場所で別の夢をもってる私が、あの時にこんなことあったなぁ。こんなこと感じたなぁ。ということを懐かしむ。 その懐かしさが時間を飛び越えてやってきたみたいな。
ぼんやりとした頭で、オフィスに戻った時には、汗びっしょりだった。 「外、暑かったです。」と声がうわずっていて、自分で発した言葉が自分のものではないような気がした。 アイスラテを一口飲むと、元のあたしにすっかり戻った。 久しぶりに感じたざわざわ感だった。
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