この間まで暑い暑いと言っていた言葉が、寒いに変わってる。
いつ変わったんだろう?
先週娘とワンと一緒に遠く離れた公園にお散歩に行った。
そこはススキの原っぱが広がっていてトンボがゆらゆらと飛んでいた。 人差し指を空に向かって立てているとトンボが止まってきた。
近くにいた見知らぬおばさんも私と娘の真似をして指をたててトンボが止まったのをうれしそうにながめてた。
台風の後だったから空も空気もクリアで気持ちよかった。 ススキやコスモスが風に吹かれてゆらゆらしてるのをみると和むなぁ。
夕日が沈むところも見たかったけど夕飯が遅くなるのであきらめた。
子供の時に日が暮れるまで遊んだ秋の日のことを思い出した。 田舎だったからかな。住宅地の間に原っぱがいくつかあった。
黄花コスモスやススキがたくさん咲いていて赤トンボがたくさん飛んでいた。 虫あみを空中に泳がすと赤トンボがたくさん捕まったけど、トンボを捕まえることよりもゆらゆらと空中を泳ぐように飛んでるトンボを見てるのが好きだった。
どんどん日が暮れてくれてあたりが暗くなり、どこかのお家の夕飯を作る匂いがしてくるとたまらなく家に帰りたくなる。 さんざ遊んでいたのに少しでも早く家に帰りたいから走って家に帰る。
私の母は仕事をしてない人だったから必ず夕方は家にいた。 手抜きをしない人だったから必ず夕飯をきっちり作ってた。
今でも日が暮れると早く家に帰らなくっちゃって思う。 ワンコが留守番してるからっていうのもあるけど、娘たちよりも先に家に帰ってお帰りって言わなくっちゃって思う。
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