せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2002年04月27日(土) 「陽気な幽霊」稽古

 稽古、実質二回目。
 一昨日も実は稽古があったんだけど、僕は、お休みして、タックスノットのパーティへ。
 みんなは、自主トレ「台詞を入れる特訓×10回」の予定だったんだけど、稽古場が9時までだったので、「1回半」くらいしかできなかったそう。
 僕の役は、キッちゃんとホソちゃんがやったそう。
 「どんなだった?」と聞いたらば、「こわかった(ホソちゃん版)」「おもしろかった(キッちゃん版)」だとのこと。
 今日の稽古には、友達のミズシマくんが来てくれた。
 彼は、僕の高校時代の同級生。小中は学区域の関係で別々だったんだけど、実家の近さはほとんど一番だ。
 そんな彼と思いがけず再会したのが、今から5年ほどまえ。
 以来、時々、会っては飲んで話してる。
 昨日の夜「アイランド」で会って、しゃべってるうちに、「稽古見たいな」と彼が言い出し、今日の稽古場参観ということになった。
 今日は、基礎トレをさくっとすませて、読みあわせの続き。
 といっても、まだ始まったばかりなので、オープニングから、こないだよんだどころの「ちょっと先」まで。
 先攻(?)は、Bプロ。ハヤセくんは、途中でちょっとへばってたね。またしても。
 声は出てるんだけど、やりとりになってかない。
 マッスーは、今日も途中で「カクッ」と落ちてしまったみたい。
 ナルミがようやく登場。
 変わらない「いい味」だ。もっとも台詞が少し冗長なところがあるので、少し刈り込もうと思う。
 ヨシオの母親と同級生の二役は、今日は違ったアプローチ。いろいろやってみてね。
 後攻のAプロは、2場から始めた。そこから、ヨシオの3役目、気の弱いゲイバーのマスターが登場する場面まで。
 さすがにこっちは、いいテンポで運ぶ。
 僕は、できるだけ「違くやること」を心がける。
 どうしても、できあがってる芝居なので、あまりなぞらないで、おもしろさが見つけられるようにね。
 って、こういう作り方が新鮮だったりするのは、こっちのチームだったりするんだよね。
 ヨシオのマスターは、「気の弱さ」が出てなくって、場面として成り立たない。
 「他の役はどうやってくれても成り立つんだけど、この役だけは『水商売に向いてないキャラ』をしっかりおさえておいてね」と話す。
 今日のBチームで読んだところまでで、約50分。台本のページ数でいうと約半分。
 この調子で行くと、100分で終わりそうなんだけど、どうだろう?
 大きなカットはしたくないなあ。

 帰りは、新宿に新しくオープンした「QUBE」のレセプションバーティ。
 トシくんと一緒に参加。
 今夜もなかなか会えないなつかしい人たちと会えて、うれしい。
 オーナーであるテラ出版のみなさんにご挨拶。
 鉄村夏芽ちゃんに会えたのもうれしかったな。
 「遅く来たから」という理由でカードを2枚もらったビンゴゲームに、5、6個「リーチ」があったのに、ついに「ビンゴ!」には至らず、ジュンちゃんに「今年のパレードはだいじょぶですか?」と言われる。
 「運は使い果たさないでとっとくということで……」と言い訳(?)する。
 あ、ヒラリンもトシくんも、そろってダメだったんでしたね。なぜ?
 お開きになったあと、トシくんと一緒に「アイランド」へ。
 ミズシマくんと合流する。
 いっぱい話して、結局、朝まで。


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