せきねしんいちの観劇&稽古日記
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荻窪で稽古。 今日の稽古場は9時まで。 「音の出るもの」は延長使用ができないということで。 仕事を終えたみんなが集まって来るのは、7時半をすぎた頃。 それからあたふたと稽古をしても、あっという間に終わってしまう。 基礎トレの後、頭から僕の幽霊が登場するまでを両チームやってもらう。 「らしく」やらないで、「ちゃんとやりとり」するように、話す。 いきなり全体をやろうとしないで、細かいやりとりを丁寧に積み上げてちょうだいと。 主人公の柾(まさき)くんは、中学からの同級生、健ちゃんに告白して振られてしまうんだけど、それが、ちっとも「失恋」ってかんじになってかない。 柾役の2人には、これが宿題。 母親役のヨシオには、台詞とストップモーションの流れをカラダにおぼえさせといてちょうだいと話す。 ほんとにあっという間に終わって、駅までてくてく歩く。 どんどんあったかくなってきたけど、夜になるとちょっと寒いくらいだ。 空気が湿ってる。 街中が甘い花のにおいでいっぱいだ。咲いてるのは何なんだろう。 雨の日の方が香水が余計に香るっていうのは、ほんとうなんだね。 僕は新宿で友達と待ち合わせ。 ひさしぶりな「夜遊び」。 いい夜だったな。
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