せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2003年09月07日(日) |
wild bell「swing by」 |
池袋小劇場でノグの作・演出による「swing by」を見る。 会場で約束をしていた稲村さん、それにマミーと会う。 芝居は、月に向かう予定だった宇宙船の中を舞台にした物語。三人の登場人物がとにかくしゃべる。 前半のおもしろいやりとりが、後半、どんどん「作者の言いたいこと」を順にしゃべるようになってしまったのがやや残念。閉塞状況で、限られた人物が「居続ける」ことはとてもむずかしいのだと改めて思う。 演技的にも、それぞれの人物が「どうしゃべるか」ということに終始してしまって、キャッチボールの末に「さあ、どうなる」という芝居のおもしろさにはなかなかなっていかないのがもどかしい。 中では、平原桃恵さんが、そんな「むずかしさ」と「大変さ」をどうにかしようとがんばっていた。 終演後、バラシを途中までお手伝いして、失礼する。 スタッフのさっこさん、おにさん、あゆみちゃん、それに宇田くんとはさくっと挨拶のみで。
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