せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2003年09月10日(水) 健康診断 トレーニング

 家の近くの(といっても自転車で10分ほど)の公民館で越谷市の健康診断を受ける。
 大人になってからこの手のことをするのは初めてだ。
 一度も正社員になったことのない経歴は、そのまんま不養生のあかしかもしれない。
 問診票に記入をすませ、レントゲン、身長体重、尿検査、血圧、問診、採血という流れ。
 近所のおじさんおばさんが中心の客層。というか、自営業の人向けだから自然そうなるんだろうけど、ガテン系が多い。ただし、若い男子は絶無。
 身長体重測定では、「え、そうなの?」と、やや驚く数値が出た。
 体重はともかく、身長が「縮んでいる!!」。
 姿勢のせいか、体重が増えたせいで沈んだのか?
 尿検査はすぐ結果が出て、問題なしということに。
 血圧も正常。問診も異常なし。血液検査の結果は後で通知が来る。
 採血のあと、すぐに帰ろうとしたら、女性のお医者様に「五分待ってください。ちゃんと押さえて」と注意される。
 しばらく我慢していたが、傷口が気になったので、脱脂綿をずらしてのぞいていたら、また注意される。今度は「ちゃんと押さえてないと、顔がむくみますよ!」って。そんなことあるのか? 
 きっちり五分後、外に出る。
 公民館は川沿いに立っている。地区の治水センターと併設されているきれいな建物。
 今日の日射しは強烈だが、川風が心地よい。
 自転車でいったん家に戻る。

 夜はトレーニング。
 その前にバディの編集部に寄って、札幌行きのチケットをいただく。
 ジュンちゃんと伏見憲明さんの文藝賞受賞について話す。ほんとすごいよねと言い合う。
 カミングアウトしたゲイの小説家が誕生したわけだもの。

 トレーニングは、マミーが風邪でお休み、三枝嬢とワタルくんが仕事でお休みで、予想外の少人数に。
 マッスー、小林くん、早瀬くん、僕に、ゲストはスワさんとナスさん。
 基礎トレをさくさくやって、最後は「エレクトラ」。
 一週間ぶりだというだけで、微妙に身体がとまどっているのがわかる。
 声も本調子じゃないし。演じる身体と作家の身体は違うんだなあと考える。もうしばらく作家の身体でいたいので、今日は実籾体操はパスさせてもらう。股関節も心配だったので。
 スワさんから、またしてもいろんなジオマン用ネタを提供してもらう。ナスさんと二人でジオマンの企画についてあれこれ話す。
 スワさんは、僕がジオラママンボガールズのサンドラだということを知らずにいたそう。
 ナスさんと「だませるね!」と喜び合う。
 今年のジオマンは候補曲がいっぱいで楽しみだ。
 とりあえずのラインナップは、「いやあ、かなわんわ」(トリオ・コイサンズ)、「こっち来てトゥナイト」(サッフォー)、「三味線クンパルシータ」(岩本きよみ)、「太陽ハント」(マリアンヌ)、「売れ残ってます」梓みちよ。この中から三曲を選ぶことになりそう。
 「うち合わせはいつ頃から?!」とはやるナスさんに、「お願い、ちょっと待ってね」と言わなきゃいけないのが申し訳ない。
 


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