せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2003年09月28日(日) |
小松川高校演劇部稽古とタックスノット |
今日は朝九時から稽古を見せてもらいに小松川高校へ。 こんな時間にこの道を歩くのは何年ぶりだろうかと平井の駅前で思う。 しかも日曜日だし。
体育館がバスケ部の公式戦で使えないということで教室での稽古。 静かなところでじっくりできてかえってよかったかもしれない。 稽古が始まってすぐ気がついたのは、冷房がないということ。 使っていないだけなのだけれども(たぶん)、窓を開けてブラインドを降ろして、荒川からの風が部屋に入ってくるだけの教室。 初めはちょっと暑いかもしれないと思ったものの、だんだんいい気持になってくる。 僕が現役の頃には、クーラーなんてこれっぽちもなくて、これが当たり前だったんだよなと思い出した。 みんなのやっている基礎トレの後で、僕が普段やっているトレーニングを紹介する。 部屋を歩いたり、拍手を回したりというゲーム。 稽古は、昨日やったラストの段取りを確認して、頭から小返し。 いない役者が何人もいる中、代役がきっちり出来てしまうことに驚く。 台詞が出なくても場面にいる人が、客席からの台詞に合わせてきっちり動いていることにも。また、それが実にいい味だったりするのもおもしろい。 人数が足りないところは、同じ場面に出ている役者が、人の台詞までしゃべってしまって、流れがとまらない。 さすがに一夏まるまる稽古していただけのことはあるなあと思う。 お侍姿の佐藤弘樹くんに「どうですか?」と心配そうに尋ねられる。 「いいチームワークができれば、だいじょうぶ、きっといい物になるから」と太鼓判を押す。 夕方の五時までおじゃまして、てくてく帰る。 こんなに長い時間稽古場にいるのは、久し振りだ。 フライングステージの稽古でも、午後から夜までで、稽古が終わった時間に夕日を眺めて歩いているというのはとても新鮮。
夜は、アイランドとタックスノットへ、「PRESENT」のフライヤーを持っていく。 アイランドではひさしぶりなシマさんに会えてうれしかった。 タックスノットでは、左腕が痛いというパチパチや御苑のデート帰りでるんるんしているカッツさん、西野浩司さん、ヘンリックさん、そして、この間の北海道の地震のとき釧路にいて、文字通り「突き上げられてしまった」タクトくんと会う。 帰りしなに、ミヤシタさん、シンジくん、そして、盲腸で入院していた郡司君とも。 お見舞いにも行けなくてごめんなさい。 まだ調子が悪くて、仕事は休んでいるのだそう。 とりあえずは元気な顔が見られてほっとした。
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