せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2003年12月26日(金) 贋作・大奥 稽古

 昼からMA。「ジャパンクリエーション」という素材総合見本市の解説。
 中出さんがいてびっくり。今日は僕一人なはずなんだけど。
 テープを届けに一足先に来たのだそう。とりあえずおしゃべりをいろいろ。
 収録はさくさくと、それでも2時半過ぎになってしまう。
 終了後すぐにモモの稽古場へ。
 と思ったものの、買い物やら届け物がいっぱい。
 昨日印刷した当日パンフの刷り直しのため、阿佐谷地域区民センターにも行かないと。その前に、表紙をもう一度プリントアウトしに、高円寺に寄らないと。
 出版社に写真を届けに行ったのだけれど、どうにもたどりつけずあきらめて帰る。
 新宿のハンズでテープ類を買い、ヨドバシカメラでパンフ用の用紙を買い、重さでへろへろになる。
 やっとこさ、高円寺にたどりつく。
 あまりにへばっているのを見かねて、高市氏が印刷をしてくれることに。感謝!
 稽古場には、ジオマンのマルゴリータがすでに到着、さくさくと合わせる。
 音響の亜弓ちゃんと今回が初めての照明の福田さんも到着。僕はまずはうち合わせ。
 音の確認をいろいろしているうちに、だんだんみんな集まってくる。
 7時に、春謡流の家元、春謡妙右衛門先生が、妙舟さんと一緒に来てくださる。
 今回、衣装の着付けのお手伝いをしていただくことになった。
 僕は、おふく(春日の局)の衣装を初めて着付けていただく。もう、何がなにやらなかんじだ。締め付けられてるし、重いし、なんだか全然うごけない。
 それでも、大奥らしい、まっすぐ立ってるのに、「背中が帯でふくらんでるかんじ」がうれしくてしかたない。
 で8時から通してみる。
 1時間40分。超大作だ!
 みんなに明日のだんどりの確認をして、解散。
 僕は、舞監のしばっち、亜弓ちゃん、福田さんとサイゼリアでうち合わせ。
 福田さんとは初めてなのだけれど、すっきりぶっちゃけた話ができて、とても楽だ。
 帰りの電車も途中まで一緒。
 同じ下町育ちというのもなんだかほっとする。
 駅を出たら、粉雪がちらほら。「わあ、雪だ」と声を上げる。
 自転車に乗ってるうちに、みぞれがどんどん激しくなり、顔に当たって、痛い。
 さっき喜んだことを後悔する。
 びしょぬれになって帰宅。
 夜中はまたあちこちに連絡をいっぱい。
 そして、台本の確認。
 外は雪がつもって、明るい夜だ。どうか明日は晴れますように。
 これまでの経験から徹夜はよくないので、少しだけ眠ることにする。


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