せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2004年01月20日(火) フライヤー入稿 プロデュース公演うち合わせ

 次回公演のフライヤーを、プリントネットワークさんに入稿する。
 裏面は僕がつくってるんだけど、「イラストレーター」でデザインするところでまず苦労して、プラス、コメント書きに苦心した。
 で、ようやく入稿。土曜日の顔合わせには間に合う。

 夜は、5月のプロデュース公演、青山さんとの二人芝居のうち合わせを、制作をお願いする渡辺智也くんと新宿で。
 コンコースを歩いてたら、ジオマンのマルゴリータ奈須に声を掛けられる。びっくりだ。
 新年の挨拶をそそくさと。日記の更新がすっかり止まったままで、心配してたので、元気な姿を見てほっとする。
 ナベちゃんと待ち合わせして、トップスへ。
 席について早々、以前、「ハムレット」でお世話になったイマイさんとユキちゃんに声をかけられる。やっぱりここは芝居のうち合わせのメッカね。
 で、うち合わせ。制作の話をいろいろと。僕がやりたいこともあれこれと。
 後半は、最近見た芝居の話を。
 いろんなことが共有できたようで、なんだかうれしかった。
 フライングステージのいつも公演と、何がどのくらい違うかっていうのも、言葉にすることで、僕にはよりはっきり見えてきた気がする。

 帰りの電車。酔っぱらった若い女の子が、ずっと叫んでた。喧嘩かと思ったら、知らない人相手に、怒鳴ってる。「私の三年間を返せ!」とか「みんな地獄に堕ちろ!」とか。きっと悔やむことが多いんだろうな。見た感じは、普通のOLってかんじの子なんだけどね。
 北千住から草加を過ぎたあたりまで怒鳴りまくって、新越谷で降りた。と思ったら、となりの車両に移動して、今度は大人しく黙って座ってるのが見えた。ちょっとほっとする。つらいことがあったんだね、きっと。

 夕食の最中、母親と喧嘩。新聞を読んでるときに、母親が病院でもらってきた血液検査の結果を話し始めたのに、夕刊に載ってた蜷川さんの「ペリクリーズ」についての記事を読みながら、生返事でをしてたら、急にキレてしまった。びっくりする。僕の話、聞いてないときだってあるじゃないよと思ったけども、それは言わずに部屋に引っこむ。考えてみれば、母親との喧嘩らしい喧嘩は久し振りだ。

 夜中、荒くんから電話をもらう。5月のプロデュース公演についてアイデアがあるんだけどという話。
 もともと彼からいろいろ聞いてみたいことがあったので、うれしかった。
 たぶん関根さんが考えている話とは全然違っちゃうんだけどと断ってから、ある本を読んでみてほしいと言われる。
 それは、実はずっと気になってた本だった。映画化もされてて、その映画もきっとむちゃくちゃ参考になるんだよなあと思ったまんま、どっちもまだ手に入れてない。無精モノだ。早速明日探してみよう。


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