せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2004年05月05日(水) |
「おやすみ世界の子供たち」 スタッフ会議 |
「非戦を選ぶ演劇人の会」ピースリーディング「おやすみ世界の子供たち」 13時から、「非戦を選ぶ演劇人の会」実行委員のうち合わせ。 16時にのぐと宇田くんがスタッフとして来てくれる。その他のボランティアのみなさんも大勢来てくれている。 16時開場、16時半開演。 今回のえり子さんの構成は、今のイラクの問題からベトナム、太平洋戦争、南京大虐殺、広島・長崎まで盛りだくさん。 人間の犯してきたたくさんの愚かな行為と、その犠牲になった弱い物たちの苦しみを丹念に拾っていく。 舞台上には、子供達がおおぜい座っている。自分で書いた、戦争についての作文を読んだ。 まっすぐに届く言葉について考える。
考えたこといろいろ。 お客さんがもう少し来てもいいんじゃないかなということ。 このイベントが、演劇好きのためのお楽しみ会のようなものになってしまっているんだったら、つまらないなと思う。 今回、前回と、スズナリの狭い客席で、「ここでもできる」というアットホームな雰囲気でやれたのはとてもいいことだと思う。 でも、これだけ豪華な顔ぶれが集まってるんだから、もっと大勢の人が来てくれたっていいんじゃないのかな? 広報がいきとどいてなかったというのもあるかもしれない。 でも、どうなんだろう? 大事なのは、この場にいない、そして、こんなイベントになんか行くもんかと思ってる人に、どうやって伝えるかということなんだと思う。 そのためには、今日、見に来てくれた人が、今日の話をどんどんしてくれないといけない。 で、もっと大勢の人に知ってもらえるように。 フライングステージで芝居をしていると、一度だれかに誘われて来た人が、今度は別の人を誘ってきてくれる、そういうふうになっていってほしいといつも思う。 演劇人の会のリーディングは、どうなんだろう? 広く訴えるというときに、どうやって広げていくかということはとても大事なことだと思う。 閉じたお楽しみ企画にならないようにするにはどうしたらいいんだろう? 終演後、カンパのお願いをして、僕とノグは、そのまま失礼させてもらう。 新宿で、「思い出の夏」のスタッフ会議に参加するため。
トップスに少し遅刻して到着。 音響のあゆみちゃん、照明の福田さん、舞監のさっこさん、制作のなべちゃん、高市氏。 装置、照明、音響のプランについて話し、もろもろの確認。
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