せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2004年10月23日(土) 「約束」稽古

 大遅刻してけいこ場へ。
 地下鉄で、新潟で地震があったとのアナウンスを聞く。
 その後、携帯がこれっぽっちもつながらない。
 いつもはつながっているものがつながらないとこんなに不安になるんだと気がつく。
 新潟の人たちはどれだけ心細い思いをしているだろうと思い、またざわざわとした気持になる。
 けいこ場では、みんなが頭からの小返しをしてくれていた。
 りょうちゃんの専属カメラウーマンのゆうちゃんも来てくれている。
 新しく持っていった場面を読んで、すぐに立ってもらう。
 初めて全員が揃う場面。
 アガサ・クリスティのミステリー(例えば「ナイル殺人事件」)の大詰めみたいなかんじだ。
 ここまで芝居が進んでくると、みんなが一人残らず「くせ者」になって存在している。
 その豪華な(?)かんじがとても楽しい。
 途中で挿入した新しい場面の稽古を一段落して、さっきの続きに戻る。
 僕も、役者として参加。
 昨日にくらべて、流れがとってもスムーズになっている。
 みんなが自分に芝居をもってこないようになっていることに気がつく。
 役者と役者の間に芝居があるようになってきている。
 早めに終わるはずが結局時間いっぱいまで。
 三茶までの道をおしゃべりしながら歩く。
 酒部は白木屋へ、残りは地下鉄へ。
 地震の影響でまだ地下鉄はダイヤが乱れているそう。
 永田町まであきやんと一緒。昨日のしいたけ部のカラオケの話を聞く。
 別れて、大手町で千代田線に乗り換え、北千住までをショートカット。
 のはずが、反対方向に乗ってしまう。国会議事堂前まできて、ようやく気がつく。ショートカットの意味なし。
 千代田線のホームで腹ぺこだったので、自販機で缶コーヒーを買って、缶を取ろうとしてかがんで起きあがったときに、間違えたような気がする。両方同時に電車が来たしね。
 がっくりするが、乗り換えの合間に、さっこちゃんに電話して、舞台美術のうち合わせ。
 森川くんに「サニーサイドウォーカー」を見にいった後、ご挨拶できないまま、帰ってきてしまったことと、「にじたまり」に行けなかったことのお詫びの電話をする。
 そして、今度はちゃんと左右を確認して電車に乗った。
 東武線は、ダイヤがぐちゃぐちゃ。通勤準急が区間準急に変更になってくれたおかげで、それでもスムーズに帰ってくる。

 >>>初日まで11日!


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