せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2004年11月28日(日) |
「春謡会」@浅草公会堂 「羽衣リサイタル」@白萩ホール |
制作の高市氏が参加する新舞踊の会「春謡会」のため浅草へ。 15時に来ればだいじょぶという高市氏のアドバイスのとおり15時着。彼の出番の前後だけを拝見して、大塚隆史さんの個展に行き、その後、UZUくんとフライヤーのうち合わせをしてにしやんの芝居を見るという、今日はもりだくさんなスケジュール。というか、体調が悪くてずっと先送りにしていた用事をまとまってかたづけなくてはいけない日。 高市氏の出番は押しに押して、終わったのが17時過ぎ。いろいろたっぷり見ることができたよかったのだけれど、この時点でタックさんの個展には伺えそうもなくなる。 家元の踊る「お祭り」がさすがの見事さ。その他の出し物も衣装と鬘のセンスがとってもいいい。ただギンギラするんじゃない、しっとりしたかんじですばらしい。 高市氏の「女人忠臣蔵、七段目お軽」は、忠臣蔵の七段目のお軽の芝居を古典と新舞踊とを交互に折り込んだ構成。高市氏、もとい、妙左さんの新舞踊は初めて。お軽の着付けもいつもシャープな色味が多いのでとても新鮮。去年のgaku-GAY-kaiの「セ・フィニ」以来の踊りを堪能する。 新宿でUZUくんとうち合わせ。gaku-GAY-kai 2004のフライヤーデザインについてあれこれ相談する。 その後、にしやんの「羽衣リサイタル」へ向かうが、フライヤーを忘れたことに気がつきパニック。白萩ホール、たしか職安通りの向うだと思ったけど…… NTTに聞いてもわからず、いっこうちゃんに電話するがつながらず、あちこち歩く。 早瀬くんに電話して、教えてもらい、15分遅刻してたどりついた。結局30分以上この界隈を歩き回ってしまう。 暗い教室の廊下を懐中電灯で案内された先にそのホールはあって、まるで学園祭の教室でのライブみたいな雰囲気。 布団がしきつめられた修学旅行?の夜に女の子達ががんがん唄いまくる。 にしやんが唄う「窓辺のワルツ」に涙する。思いの届き方のようなものが特別だよねと改めて思う。 終演後、にしやんに挨拶して失礼する。 高市氏に電話して今日の感想を。途中でバッテリーがあがったので、あわててハイジアの一階の公衆電話から続きを話し、地下鉄に乗る。 帰ってきて、熱を計ったら、7度3分。もう直るのかとちょっとほっとする。
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