せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2004年12月07日(火) |
富士見ヶ丘小学校演劇授業 ジオラマ・マンボ・ガールズ稽古 |
富士見ヶ丘小学校の演劇授業。 横内謙介さんと坂手洋二さんがゲスト。 今日は、青井陽治さんによる先々週の学習発表会をさらに進めた内容。 じゃんけんで選抜された子供達が一人三分という枠のなかで、「この一週間で一番嬉しかったこと」を話すというもの。 3分も話せる子はなかなかいなくて、一人大人として参加した田中さんが生き生きと息子さんのことを話した。 その後、誰の話に共感したかを挙手。いつも元気なアキトくんが板書してとりまとめる。 ベスト3が決まって、それぞれの賛同者の代表を3人ずつ選んで、みんなの前に。 みんなにどんな話だったかを説明する、自分が話し手になったつもりでもう一度しゃべってみる、3組の代表がディスカッションしてみる、など、ちゃんと聞くこと、そして、自分なりの考えを発表するという、とっても難しい、でも、基本的なコミュニケーションのしかたをやってみる。 どんな話だったかをきっちり説明してくれたアキトシくん、話し手になってちゃんとしゃべれたチナツちゃん。これまではクールにつっぱってばかりだったショウゴくんが、だんだん素直に自分の意見を言えるようになってきている。 僕は、最後のディスカッションに参加。みんなが話しやすいようにリードする役目(たぶん)だったのに、なかなか話を進めることができず、それ以前に、あがってしまっていることに気づき、子供たちがやっていることの大変さを身をもってかんじた。 90分の授業はあっという間に終了。子供たちは4月に比べればずっと集中できるようになったけれども、やっぱりざわざわしてしまう時間が多かった。60人を一度にというのはやっぱり難しいのかもしれないなあと思う。 それでも、学習発表会を契機に、それまでしゃべれなかった子がちゃんと話せているのを聞くととってもうれしい気持になる。 終了後、これからのスケジュールのうち合わせ。今年ももうおしまい。本番までのスケジュールの調整はなかなかむずかしい。
新宿に出て、ツタヤに寄り、gaku-GAY-kaiの準備のためのCDをレンタル。伊勢丹の地下でプリンを買って、マルゴリータ・奈須の部屋に向かう。 ジオマンのうち合わせ。年に一度の「自己肯定イベント」のための企画会議。 今年はベリンダ・つるもとがいないので、どうしようかと白紙からの相談。 それでも、話しているうちに曲と衣装のプランが決定し、「これでいこう!」というラインが見えてきた。 来週また集まって、衣装の確認と振付けをしてしまうことに決定。 森川くんが出演している「オアシスサバク」に行こうかと思っていたのだけれど、富士見ヶ丘小学校を出るのが遅くなってしまったのから、順繰りに予定がずれこみ、奈須邸で「ごめんなさい」することを決める。 決めてからは、奈須さんお手製のスパゲッティにプリンとお酒で、一年ぶりに熱く語る集いになる。こないだの「約束」のこと、「贋作・毛皮のマリー」のこと、地元の若松河田にある旧小笠原伯爵邸の話などをいろいろ話し、聞く。
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