せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2004年12月16日(木) |
FCN「2005 S/S PARIS COLLECTION」「贋作・毛皮のマリー」稽古 |
昨日に続いてファッションチャンネルニュースの録音。 「2005春/夏パリコレクション」後半の2本。 マーク・ジェイコブスの「ルイ・ヴィトン」は、70年代ディスコがテーマでキラキラとゴージャスになってた。変貌ぶりがちょっと残念なかんじ。 ヴィクター・アンド・ロルフの、前半が黒一色、回り舞台が回転すると、後半はピンク一色という演出が見事。「フラワー・ボム」っていう香水を出すのにあわせたショーなんだそう。リボン使いをはじめとする造形の美しさに圧倒される。 オリヴィエ・テイスケンスがつくる「ロシャス」が素晴らしい。どうということはない服なんだけど、肩や腰のラインが気持ちいい緊張感をもっていて、どこを見ても美しい、そんなかんじ。 来年のスケジュールの確認をして、一足お先に失礼する。 夜は、稽古。アルピーナさんが来てくれた。舞台監督をお願いする蓮子くんも来てくれた。 お約束の聖子ちゃんショーを中心に練習の予定が、今日は、曲を決定しておしまい。 早瀬くんがお休みだったので、進んでない台本よりはということで、アップのあと、昨日に続いてのシアター・ゲーム。ランクづけをやってみる。今日は僕も参加。 初めは「海鮮鍋の中」、続いて、「演歌歌手が勢揃いしているNHKホールの楽屋(大部屋)」。海鮮鍋では、「近寄らない方がいいよ。そのうち、破裂するから」と言っていたトシちゃん(たぶんハマグリ)が、しばらく経ってから「もう開いちゃった」とぽつっと語って、何なのよ?ってくらいおかしかった。そんなひっそり開いちゃうんなら、宣言しなくていいじゃないねえ? 作者としては新しい曲をどんどん決めて、やらなきゃならない場面が具体的に見えてきた今日の稽古。 帰りの電車でトシちゃんと、彼も見てくれた「喪服の似合いエレクトラ」の話をする。「すごかった」と言われて「そうでしょ!」とうれしくてしかない。 忘年会シーズンで混みまくりの電車になんとか座って帰れるよう、亀戸まで出て、区間準急にうまくまにあう。思ってたよりも空いてる車両のなか、先回りのこの日記を書いている。
「gaku-GAY-kai 2004」本番まで、あと12日!
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