日記のような雑記

2001年10月16日(火) Aの悲劇

アセロラドリンクが飲みたい!!

そう思ったのは、サークルに行く途中、学校近くのコンビニに立ち寄った時だった。
今日はお金を使わないようにしようと決めていたので、勢い私の脳裏は減肥茶とアセロラドリンク、二者択一大会の会場と化した。
結局勝利は減肥茶のものとなり、お財布もダイエッツ計画も満足の様相を呈した。
しかし、話はここで終わらなかったのである。

サークルも終わり、帰路につく。
JR構内のコンビニに、どうしても、どうしてもアセロラが飲みたくて立ち寄った。
緊急にボールペンが必要だったのでコンビニにははじめから行くつもりでいたのだが、自動ドアをくぐってからもう我慢できなくなったのだ。
ボールペンを手にしながら、冷蔵庫の前をうろうろする。……が。
・・・・・アセロラが無い!!!!
やっぱりな、と頭の奥で声が聞こえた気がしたが、一抹の虚無感が私を襲った。
500ミリのアセロラちゃんが飲みたかったのに……ああ、私のビタミンC……
と、その時。
目の前に「アセロラ」の4文字が!!

しかし私の歓喜とは裏腹に、そのアセロラドリンクは200ml入りだったのである。
なんたる皮肉!!!
それでも私の手は吸い込まれるように冷蔵庫のドアへと延びた。
そしてその赤く艶めくブリックパックを掴むと左を向いて、ゆるゆるとカウンターへ進んだのである。

而して210円を払い、私はコンビニを後にした。
ああ、夢にまで見たアセロラドリンク!!!
やっと、あの甘くて酸っぱいビタミンCが味わえるのだ!……が。

・・・・・チューペット!!??

いや、ほんとに。
チューペットの味なんですよアレ。
アセロラドリンクのいい所って、あの酸っぱさだったのにぃ〜。
まろやかになんてならなくてもいいよう。
あの風邪に効きそうな酸味を大切にして欲しかったの〜。
カロリーなんていらないのよう〜。
加糖ブドウ糖液糖なんていらないのよ〜。
ビタCの比率が増えてほしかったの〜。

というわけで、精神的ビタC欠乏症な一日でした。


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名塚真路 [HOMEPAGE]

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