広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2000年08月09日(水)  
  私なりの五日目。 

いよいよ札幌に帰る朝が来て。

寂しくて切なくて。
それでもなるべく笑顔でいるように、気持ちピンとしてた。

空港へ向かう車の中でも、私達の手はずっと繋がったまま。
あと少し、あと少し。
名残惜しむように、繋がった手と手。

空港に着いて、荷物を降ろして、広島最後のツーショットを撮る。
くっついて。頬寄せあって。

飛行機の時間がくるまで、
階段の陰で、展示室の片隅で、何度も何度もキスをして。

搭乗口で手を振って。
振りかえるのが辛かった。
振りかえって、走り出しそうだったから。

飛行機の中では、ずっと寝てた。
起きてるといろんな事を思い出しては泣きそうだったから。

新千歳空港に着いて、しおんからの携帯メールを見る。
しおんも離れ離れになる事に、心痛めていたんだよね。

家に帰ってしばらくは気の抜けた風船状態。
わけもなく涙流しては、ただただ放心状態。

必ずまた行くの。
もっともっと、たくさんの広島を知りたい。
もっともっと、たくさんのしおんを知りたい。

出来ることなら、往路だけのチケットで、行けるとよいのにね。

■ 今日の気分 ■

喉がイガイガ。

**** そして。 ****

今日広島での写真が届きました。

もっともっと一緒に写真撮ったらよかったね。
たくさんたくさん残しておきたかったね。

帰る間際に空港の駐車場で撮った写真。

あれ、すごく好きだなあ。

しおんは、ばかちんな私の顔がお好きなようですが。
・・・なんであんなのがいいのかなあ。納得いかんのだ。

とりあえず、貴方の周りの方々に、
うんとうんと私の写真をみせびらかして欲しいです。

『ねねね、どーよどーよ?』って見せてまわって欲しいのだった。



: 筆 : しおんとゆき  
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