広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2000年09月09日(土)  
  つづき 

日記を書くより声が聞きたかった、昨晩。

機内は満席という事もあって、寝付けない。
うとうと、そわそわしながらのフライト。ちゅーしたい。

新千歳へ着いてゆきに電話してから、レンタカーを借りる。
空港からレンタカーのある事務所までの10分さえも、まどろっこしい。
そして、旅慣れしているはずの私の荷物はやけに多い。どういうこと?

車を借りて、ゆきのところまで。
自分の思い通りのスピードが出せるので、ほっとした感じ。
自分の思い通りにすると、痛い目見るのは、数日後。
時速140キロ、ゆきの住む街、見慣れた景色。
そして、ゆきなのだ。

もっともっとゆきを感じ、しっとりべったり。
正の字書いちゃうくらいにな。

晩ご飯を食べに一旦、ゆきの家へ。歓迎ムード、ほっ。
考えてみれば、子供たちも緊張してるのだ。

外食するのは贅沢なことで、それを当然と子供たちが
思うようになってしまうのは嫌で、外食は避けたかったのだが
ゆきの家での4人だけの食事に私が耐えれないので、外食。

案の定、翌々日に『今日は何を買ってくれるの?』と言われたので
今後は、厳しく優しく接しなければいけない。

閑話休題、お寿司屋さん。

もちろん『回るやつ』。
『時価のやつ!』なんて言われても、冗談が通じないほどの緊張。

お寿司屋さんでは、声を張り上げて注文するゆきに苦笑したり
一番子供っぽい私に動揺したり、納豆を始めて口に入れたりで
お寿司屋さんでの時間は、それはそれで楽しかったのだ。

帰り際に『しおんくん、ごちそうさまー』って、言われるのだが
小さい人は『しおんくんを食べたみたいー』だって。

先ほど食べてもらいましたが。
食べてもらうというか、私が食べたという感じがするが、いかが?

それから、きちんと面と向かって『ごちそうさま』って言えるようにな。

あいにくの雨で藻岩山には行かず、セイコーマートに寄ってから帰宅。
小さい人が一緒の時間に寝て欲しいらししく、21時半に睡眠。
目が覚めたのは23時過ぎたころか。

お互いの体温をもう一度、確かめ合う大人の時間。
明日は一緒に寝れるのだ。本当に一緒に眠りたい人と寝れるのだ。

おやすみなさい。

■ 今日の気分 ■

逢いたいよ



**** ありがとう。 ****

本当に、貴方には感謝してる。
なかなかに言い難い事、どうしていいのか分からずにいた現状。
貴方はその為にしっかりと動いて、そして私を守ってくれる。

どうして『ありがとう』って言う?
貴方はそう言うけれど。

本当にありがとう。ありがとうね、しおん。

= 9月2日 =

しおんを留守番させて、私は仕事。
長年勤めてきた書店も、今日が最後の出勤日。

忙しくて、感慨にひたる暇もなく。

大好きな仕事。大好きな同僚。大好きな職場。
辞めたくなかったなあ。

私が働いている頃、しおんはお昼御飯を食べに『びっくりドンキー』へ。
ゆっくり食べられなかったでしょうね。
さぞかし騒々しかったのではないかと心配。
遠慮を知らない彼等だから、迷惑をかけなかったかと不安。

『ごちそうさまでした』は、ちゃんと言わせなくちゃ。
感謝の気持ちは忘れちゃいけないのに。ごめんなさい。

今夜は二人きりで過ごしたかったからと、
彼等を預けに私の実家へ。

本当はゆっくりと、母と話をして欲しかったのだけど、
まあそれは、また今度の機会にでも。
とりあえず、顔合わせにはなったのではないでしょうかね?

あいにくの空模様、外に出るのが億劫だからと
晩御飯は『吉牛』お持ち帰り。しもってて美味いので良し。

しっとりべったり過ごす二人だけの夜。
正の字何回書いたかはともかく、
一緒の布団で、しおんの腕枕で、眠れるのが嬉しい。

やっぱりね、一緒がいいんだ。
幸せな幸せな、夜でした。

**** 追 伸 ****

見るなと言われていたけれど、また見ちゃった。
そしたら『裏サイト』リンクされてたりしちゃったり。
ここを見つけた親しき人は、さぞかし驚いた事だろうなあ。ねえ?

■ 今日の気分 ■

感謝・多謝。



: 筆 : しおんとゆき  
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