広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2000年09月17日(日)  
  触りたい。 

尾道より来るヒトと、一緒に飲みましたよ。
身体の大きい方でした。が、とても気遣いの方でありました。

『一人寝には、これは封印中』と、この日記の事を言っておられました。
刺激が強い?そんな事ないよね?

思う事を、思うように書いているのです。
全て真実。全てが本音。全部が全部、心から思う事。

お酒が入るとより一層しおんに逢いたくなりますよ。
だらだらと、ごろごろと、いちゃいちゃとしたいのです。

= 9月5日 =

今日、しおんは広島へ帰ってしまうのです。
子供達は学校へ行く前に、しばしの別れを惜しみつつ。

新千歳へ向かうまでの貴重な時間を、
精一杯堪能しながら、しおんを感じながら。

前にしおんが来札した時に、思わず口をついて出た言葉。

『帰らないで』

言いたかった。
言えなかった。

言ったって、叶うはずもなく。
言ったって、貴方は帰ってしまうのに。

次に逢う時までの為に、たくさん充電したいから。
今度抱きあう時までに、たくさん残しておきたいから。

いっぱいいっぱい抱きあった。
いっぱいいっぱい感じあった。

高速道路にのって、新千歳空港へ。
空港に着いても、繋いだ手と手は決して離れる事はなく。

またね、今度ね、と約束して。
そうしてしおんは帰って行った。

ついさっきまで、横にいたのに。
今朝まで、ここで眠っていたのに。

なのにしおんはここにはいない。

ねえ、今度はいつ逢えるかなあ。
しっかりと抱きあって眠る時がくるのはいつかなあ。

ただただ切ない。
ただただ逢いたい。
ただひたすらに、傍にいたいよ。

しおんの温度、感じたい。

■ 今日の気分 ■

酔っぱらい♪


**** 知らないでしょう・・・ ****

= 9月5日 =

小さい人と一緒に朝ご飯を食べて、一緒に学校へ行く約束。

朝7時半。ゆきは半分、夢の中で幸せそう。

朝食はもちろん、カレー。
美味しいものは、いつ食べたって美味しいのだ。誰かさんと一緒。
ご飯を支度して、一緒に食べて、学校へ。しおんママ。

この子にも『私の事が好きになる』遺伝子が組み込まれているのかねぇ。
あなたが大きくなって、もっともっと可愛くなって、
色んな恋をして成長していくのが楽しみ。

手を取り合って学校までの数分、幸せそう。

帰宅。大きい人、よさこいソーランを踊り続けている。
相当、お気に入りで幸せそう。でも、ギリギリまで家に居るんだものなぁ。
早く学校に行ってくれないかと思うのであった。内密。

落ち着ける、二人だけの時間。

たくさんキスして、キスマークをつけて。
体は離れ離れになってしまうけれど、気持ちはいつも傍に。
分かっていても、切ない気持ちに変わりはない。

『ゆきの傍に居るだけで幸せなの、知らないでしょう・・・』
張りつめていた糸が切れる感じ。貴方の膝枕が私の本当の居場所。

知らないでしょう・・・。

ゆきの住む街から空港まで。
私が来た時は大雨だったのに、天気は快晴。
雨の日の次は晴れ。夜の次は朝。なっ。

空港で、お土産屋さんの店員の態度に二人して物申す。

『お客さんを第一に考えるのが、基本中の基本!』

違反金が高くついたので、お土産はほんのちょっと。
『ロイズの生チョコ』と『白い恋人』、許せ友よ。

プリクラ撮ったり、いちゃいちゃしたり。
他人の目なんか気になりません、遠距離だから。
年とっても、変わらずの二人でいたいと思う。

もう何度も何度も繰り返してきた、発着ロビーでの切なさ。
こんなに愛し合ってるのにね。

17時50分、新千歳を飛び立ったのでした。

またな。

■ 今日の気分 ■

また喧嘩した

**** そして ****

私たちは今も広島と札幌で、それぞれの想いを抱いて、生活している。
ゆきは私を想って。私はゆきを想って。

人を愛するということは、愛する人の気持ちを思い遣ることだと思う。

一緒にいたい、共に過ごしたい、そんなことが出来ないでいるから
もっともっと、相手を思い遣る心が大事だと思う。

私が倒れそうになったら、ゆきが支えてくれるんでしょ?
ゆきが躓いたら、私は立ち止って待ってるよ。

ゆっくりと、少しずつ、歩いて行こうよ。

■ 今日の気分 ■

元気かい?


: 筆 : しおんとゆき  
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