広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2000年11月23日(木)  
  マインドコントロール? 

ある人と子供について、メールでやり取りをした。

もちろん、直接に会って話し合ったのではないのだから、
その人の考え方、全てを理解したわけではない。

けれども、子育ての経験が無い私にとって、子供と接するには
どうすれば良いか、分からないことだらけ。
子供について、色んな話を聞かせて欲しいのは、本音。

私も最初は子供が嫌だった。愛しているのはゆきで、子供ではない。
子供に嫉妬し、子供が羨ましいとも、今でも思う。
人間として、言ってはならない事も頭を過ぎる。
でも、いくら願ったって、変わるわけじゃない。
欲しい玩具の前で泣いたって、買ってはくれないのと同じように。

お互いに、同じ時間をこれから一緒に有して行くのならば、
楽しい時間をたくさん持ちたい。たまに、喧嘩はするけれど。

喧嘩は、お互いの意見の相違や大事な話の、結果。
その時間こそ、実は大事な時間だとも思う。

私の考え、すべて正しいわけじゃないけれど、
これまで育ってきた、私なりの価値観を私が強要するのではなく、
子供たち自身が感じとって、学んで欲しい。
スポンジが水を吸い取るように。

悩んだり、間違ったりしながら、育んで行く。
子供は、研けば研くほど光る。畑の農作物が足音を聞いて育つように。

男として、友人として、遠い先に有る父親として、
子供たちが敬愛してくれる人で、あり続けたい。

それ以上に、私はゆきの恋人。

■ 今日の気分 ■

いやに真面目に

: 筆 : しおんとゆき  
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト