*未完成のお城*

2002年11月17日(日)  もう、どうでも。

待つのには疲れてしまった。
望むのも疲れてしまった。

だって、幾ら願っても叶わない。

無意味でしかない自分に嫌気がする。

気持ちの浮き沈みが激し過ぎて、それに振り回されているだけの自分。
落ち着いていたり、急に胸が苦しくなったり。

今朝ほど喪失感が酷かったことはない。

本当にもう、どうでもいいと思ってしまった。
何もかも全て、どうでもいいと。

今はそれほどは思わないけれど、でも、もうどうでもいい。

自分の手で終わらせるほどの勇気は無いし、力も無い。
このままずっと無意味に生きていくだけだ。

あんなに嬉しかったメールも、言葉も、何もかも。

ごめんなさい。ありがとう。

どうしてこんなに辛いんだろう。
胃が痛い。
頭が痛い。
こんな時だけ、あたしの身体は酷く正直過ぎる。

***

君を美化し過ぎているのだろうか。
君ならどんなあたしでも受け容れてくれるなんて、
そんなのあたしの酷い思い上がりでしかないよね。

君は完璧なんかじゃないって
君も弱いんだって

分かってるのに縋ってしまって

ひとりでは立てないから
ひとりにはなれないから

ゆらゆら揺れて
揺れて

その先は…?

***

足元が崩れていくその感覚だけが、今のあたしの『リアル』。


 < 過去  INDEX  未来 >


hinase