もっとあたしに君の弱さを見せて。 そして安心させて。 君も弱いんだってあたしに教えて。
何でこんなことが言えるんだろう。
なんて酷い女。
親友気取って、そんなこと考えてるなんて。
君の弱さで自分を肯定するつもりなのだろうか。
支えられる自信もないのに。 守れる自信もないのに。 それなのに。
弱さを慰めあって 傷を舐めあって
そうして狭い世界に閉じ篭るの?
甘い脆い甘い儚い
そんな世界に。
全てから目を逸らして。
君の弱さはそんなんじゃないね。 分かってるよ。 引き摺り堕とそうとしているのはあたしなんだ。
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