言っていい言葉と言っちゃいけない言葉のボーダーラインが消えていた。 カタカタカタ…ってキーを打って、エンターで発言。 言葉を発するよりも多く、フィルターがあるはずなのに。
うっかりとした失言。
…あたしが思ってるほど君は気にしてないと思うけど。 殆ど脊髄反射だね。 考えるよりも先にキーを打ってた。
最近脳と両手(キーボード)が直結しがちでさ。
「自傷衝動がないとは言わない」 なんて、誰にも知らせる気はなかった。 それとなく此処でそんなカンジの言葉を吐き出したりはしていたけれど。
「しないでよ?ひとりの身体じゃないんだからさ(笑)」
冗談めかして窘めてくれて嬉しかった。 …構ってほしくて言ってしまったのだろうか。 もしかしたらそうかもしれない。
君が辛い時に支えられないのに あたしが辛い時はいつも支えてくれる。
見守ってくれてる。
それだけで、力になるから。
少しずつ少しずつ 気を静めていこうと思う。 泣きたくなったらまた泣くけれど。
出血多量では死んじゃうけど 涙の出過ぎでは死なないからね。
泣いて泣いて泣いて泣いたら 身体の中の澱んだもの全部 吐き出せるだろうか。
***
自分の出来ることからやろう。 今 出来ないことも もしかしたら出来るようになるかもしれない。
少しずつ 一歩ずつ 前に進めるだろうか。
危なっかしい 足取りでも。
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