不安で圧し潰されそうな気持ちをどうにか宥めてまた 夜の淵に ひとり耳障りな心拍と呼吸音があたしの【生】を告げている眠れない 夜の淵を 歩く眠れない 夜の闇を 睨む負けないように負けないように負けないようにただ それだけを 目指して負けないようにひとり夜の淵を歩くいつか訪れる 睡魔を 待ち侘びながら