*未完成のお城*

2005年02月14日(月)  まるでささくれのようだ。

気にしなければいいのに気になってしまう。
止せばいいのにピリリと皮を剥いてしまう。

滴り落ちる 血。

傷ついた指先はジンジンと不愉快な痛みを持つ。
時折思い出したように沁みては痛み出す。

まるで、そんなささくれのような不愉快さ。

大したことじゃない。
気にすることじゃない。

分かってる。
分かってるけど、そのささくれは確かに存在する。


 < 過去  INDEX  未来 >


hinase