実力のモノサシ

 久し振りの事務所の仕事に行ってきた
 久し振りと初めてのスタッフ
 久し振りと初めての機材群
 番組も当然初めての番組
 いつもと違う緊張感とプレッシャー

 馴れている会社
 馴れているスタッフ、
 馴れている機材、
 馴れている番組であっても当然緊張感は要る

 緊張感が無くなって来るといつもの仕事であってもつまらないミスをする場合がある。それに比べれば緊張感を持続しながら出来る初めてに近い仕事の方がミスはない。でもそれは「ミスが無い」だけであって「実力を出し切れている」訳ではない。

 実力ってのがどういうもので、どういう状態が「出し切れている」状態なのかは、実は自分でもわかっていない。でも「やったった!」と言う感覚がある時−それは馴れてる時もそうでない時も−自分がやり切った、やり切れた感覚がある時に自分の実力が発揮できている、その自身はある。
 そういう意味では今日の仕事は80%くらいか?

 「自分が見る自分自身の実力」と「他人が見る自分自身の実力」は当然違う
 実力を測るモノサシが違うからだ
 人の見方は十人十色
 ただし自分に自信が無い時は人にもばれている事は確かかもしれない
2001年11月16日(金)

大魔王の脳溶け日記 / 大魔王

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