さよならは言わない |
相方の車が引退を迎える 来週来る新しい車が相方の新しい相棒になる
長い間相棒をしていた車はエンジンの調子も悪く 長距離を走るには危険と言うより不安な状態だった
新しい車を探すようになってから調子はいっそう悪くなった 思えば相棒の座を明け渡すのを嫌がってグズっていたのかも知れない ディーラーに見せても原因不明のエンジン
でもグズればグズる程不安感は募る 僕自身のアドバイスも手伝って新車購入の気運は高まる
来週の新車の納車を前に今日は相棒のさよなら会をした 最後の長距離走に観念したのかそれともアピールしているのか エンジンの調子はすこぶる良く、快適なドライブとなる
記念の写真を撮影している間相方は泣いていた 長い間相棒と苦楽を共にしてきたのだと言う 京都・嵯峨野の紅葉をバックに撮影していると雨がぽつぽつ 天気予報では晴れの行楽日和の一日と言ってたのに、、、 相棒も泣いてるという事か
相方は名残惜しい気持ちたっぷりに長距離を走って帰った 僕抜きに相方と相棒だけの長距離ドライブ
僕の車もいつかは引退を迎える その時ちゃんとさよならが言えるだろうか? さよならだけどさよならじゃない、そんな歌があったけど さよならだけどさよならじゃない 心の中にずっと居るから、思い出の中にずっと在るから さよならは言わない
|
2001年11月17日(土)
|
|