夢と現実のハザマ |
子供の頃よくチャリンコで通った道そばに東洋現像所があった 現在のIMAGICA。フィルム現像、編集の最大手である
大映、東映、松竹の撮影所があり 映画が盛んに撮影されていた京都では どうしても近くに現像所が必要だったのだろう かなり大きな土地に大きな建物が建っていた記憶がある 夢の街だった頃の記憶
映画が斜陽になって長い その現像所も数年前に取り壊されて空き地になっていたが 今日自転車で通りかかってみると 地域のふれあいセンターに建て替えられ ま新しい壁が静かに佇んでいた
現在も勿論京都の撮影所で映画やドラマを撮影はしているだろうが 昔の活気があった頃に比べれば激減している事は素人でもわかる 一番撮られていた時代劇自身が激減しているのだから仕方が無い
日本映画が好き! と自認できる僕であるから 今の状況は非常に寂しい
バブルの時期ならそれでも若手が活躍できる場も有ったが 今、金にならない映画に金を出すスポンサーもいないだろう 娯楽は特に生きにくい時代である
俺がやったる! と本当は言いたい気分も有ったりするのだが 現実はそんな夢を食いつぶしていく
状況は夢にも現実にも辛く
一歩踏み出す勇気無く
今日の休みも古本屋へ寄って帰るだけ
映画のように状況が一変する事なんて めったに無い
本日の自転車走行距離:6.3km
|
2002年01月07日(月)
|
|