夕陽 |
ゴールの河川敷公園は夕陽に包まれていた
雲一つ無い空から沈んで行くオレンジ色に光る夕陽
街をオレンジ色に染める一瞬を瞬きもせずに見送る
河川敷公園からまだ見ぬ道に向けてペダルを踏み出したのは日が一番高くなる寸前、時計は11時を指していた。一人の仲間と会いに行く道、もう一人の仲間と河川敷をゆっくりゆっくりと走っていく。 アスファルト道路が続くかと思われた瞬間、砂利道になり草むらになる。自転車が走る、走れる道路は終焉を迎え徒歩でも辛い道が続いていく。
更に道を替えて望んだ復路に少年が二人自転車で走っていた
ゆっくりと抜かして休んでいると、また抜かれる まるでウサギとカメのように
スピードはこちらの方が速いが ゆっくり、確実に距離を稼いでいく二人の少年
僕たちにもあんな頃が有ったのだろう ゆっくり確実に、休む事無く
今新たに、忘れかけた少年の頃の気持ちと体を 今新たに、思い出す
夕陽に包まれ ゆっくりとペダルを踏みながら
本日の自転車走行距離:44.5km
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2002年01月12日(土)
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