一望

ギシギシ鳴る階段を登ると、京都市内が一望出来た。

そこは京都東山、知恩院の三門の上。
冬の特別公開の紹介に20分枠の長い中継、
それも生中継を入れる為、昨日から準備してきた。

暗いうちから重い機材を背負って急な階段を上がる
リハーサルを繰り返すうちに夜が明けてきて
京都の町並みが少しずつあらわになってくる

その昔見張り台として作られたと言うのに納得
確かに今のような高いビルが無ければ
京都全体がここから見ることが出来る

壮観、まさにそんな感じだ

長年京都に居ながらこんな景色も知らなかった
新しい経験は身近にいつも有る

明日も新しい何かが待っているかも

重い荷物を背負って、そう思う
2002年02月18日(月)

大魔王の脳溶け日記 / 大魔王

My追加