Diary
沙希



 キミ。

何も 誰も 信じられない
また痛い思いしたくないから

誰もかれもが苦しみを与えるモノに見えて
立ってることすらできなくなって

ドコにもいけなくて
ドコにもいきたくはなくて

蹲ったまま 動けずにいる

あなたの手さえも握れなくて
その事実にまた胸が痛む

ただ幸せになりたいだけなのに・・・

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夕焼けに染まったキミの顔は

なぜかいつもより大人に見えた

あたしの知らない事実を刻淡々と語るキミに

ちょっとだけ嫉妬しちゃったのは

きっとあたしがガキだからだ


最後ににこって笑ったのはなぜ??

あたしの頭をぐりぐりなでたのはなぜ??


今日のキミは今まで見たことのない瞳をしていたね

何があったの??って聞けないぐらいに

強い光を放つ瞳に

あたしは少し見惚れてしまったのよ

知らなかったでしょう


最後に何も言わなかったのはなぜ??

あたしの背中をぽんぽんって叩いたのはなぜ??


初めて見るキミに戸惑いながらもあたしは

なぜかドキドキしていた


もうすぐ今年も終わる

来年もまたキミも側にいれるのかな・・・

2001年12月08日(土)
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