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■ 白い部屋。
僕はこんなにも上手く隠れてるのに
この部屋の静けさが僕の心臓の音を際立たせるから
きっとキミに見つかってしまう。
この世のスベテの淋しさを溶かしこんだかのような空は
きっと僕のぶんの淋しさまでは引きうけてくれないから
ココロの引き出しの中にそっとしまった。
痛い痛いキミの視線から逃れて
僕はこの部屋の中
明日がくるのを待ってる。
血液まで凍り付きそうな部屋の温度が心地よくて
目を瞑りそう。
白い扉の向こうにはキミが待ってる。
僕はまだ招き入れる勇気をもたず。
2001年12月13日(木)
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