Diary
沙希



 日常。

せっかちな秒針のリズムに背中押され

慌しく家を飛び出す毎日。


疲れ顔の行列

真面目過ぎるほど正確に到着する電車を待ってる。


ふらふらと歩みだすこの足

汚れたスニーカーに包まれたこの足。


うんざりするような日常の中

逃げ出さない僕を利口というのだろうか?


曇ってる電車の窓に

君の姿思い浮かべてみたりするけど

救われない この想い

伝えることさえできない今の自分では。


走り出す その勇気を

今君が 僕にくれた気がする。

精一杯の感謝と大スキを込めて

僕はきっと 大きくなるから・・・。

2002年03月16日(土)
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