田中外相更迭の揺り戻しが来ている感じがする。
毎日新聞に例の大西さんの鈴木議員とのやりとり のメモが記事になっていた。
大西さんは政治的には第三者、しかしこの問題で は当事者という立場。この人の言うことは事実だ と誰しも思うだろう。
大西さんは「NGOの本業のことがあるので、この 件についてはこれで関わりたくない」と言っていた はずなのだが、田中外相更迭にはアンフェアだとし て再度コメントしたのだろう。
野上次官を更迭するという案は勿論あったのだろう。 しかし野上次官の更迭だけにすると鈴木議員の傷が 大きすぎるという青木議員の思惑がからんだようだ。
私にはこの説明が一番わかりやすい。勿論フェアでは ない。
逆説的ではあるが田中真紀子は今回の更迭劇で再び 世論を味方につけることができたのではないだろう か。「外務省は伏魔殿」。見事なコピーだった。
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