2002年05月15日(水) 死なないでいる理由


学校帰りにふらりと立ち寄った本屋で、何を探すともなく並べられた本を見ていたら、ふと目に留まった本があった。
鷲田清一「死なないでいる理由」
タイトルよりも、著者名が気になった。私が受験生だったころ、国語の模試で出題されていた長文問題で、すごく気になった文があって、それの著者が確か鷲田という人だったのを思い出したから。「悲鳴をあげる身体」という文章。それから後にまた何かの長文読解で気になる文があって、それの著者を見たらやっぱり彼だった。

受験生だった私は、大学に入ったらこの人の本をいっぱい読もうと思いながら勉強をしていた。そして晴れて大学に入ったら案の定そんなことはとっくに忘れてしまっていた。
本を開いてみると、見覚えのある文章があった。私が気になってしょうがなかった文章。村上龍のラブ&ポップの引用から始まる文章。

本は基本的に一期一会だと思っているので即購入。ハードカバーは買わないようにしてるんだけど(高いし重いし)、しょうがない。ついでに小谷野敦「バカのための読書術」も購入。
しかし数日前に古本屋で買った「ルー・ガルー」もルソーの「孤独な散歩者の夢想」も読みかけなのにどーするんだか。

私は本棚に並んだ本を見て私ってインテリ!って悦に入りたいだけなのかもしれないわ。


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