2003年10月16日(木)
男
私は、結婚して男性に養ってもらおうと考えたことは殆どありません。
別に、専業主婦を否定しているわけではありません。 養ってもらえる人は、養ってもらった方がいいと思います。 その方が幸せだと思います。 でも私は、そうなるにはあまりにも負けず嫌いすぎるのです。
私は幼い頃から、男女平等が当然の世界で生きてきました。 オシャレや色恋沙汰に興味を示すべき中学高校時代も、恋愛やら服装やらよりも、勉強の方が常に優先順位が上でした。 周囲の人もみんなそうでした。 恋愛なんて、自分に余裕がある時のお遊びだと考えていました。
そうなると、必然的に男性は「恋愛の対象」よりも「ライバル」となってしまうのです。 高校の時に付き合ってた人もそうでした。 私は彼に、絶対に負けたくないと思っていました。 読書量も、薀蓄も、模試の成績も、彼に負けてたまるかと思っていました。 そして、彼が第一志望の大学に合格し、私が落ちた時、私は彼と別れました。 彼に負けるのが、我慢できなかったからです。
自分のことを薄っぺらい人間だと思います。 それでも私は、負けるのが嫌です。 負けるのが嫌だから、多分自分が「養ってもらっている」ということに我慢ができないと思うのです。
ここまで書いていて思ったんだけど、多分私は思考が「男」なんですよね。 生まれてくる性別を間違ったかもしれません・・・。
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