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■ わらべうたと童謡と児童唱歌
わらべうたと童謡と児童唱歌の違いって何でしょう? 児童唱歌は文部省が定めたものだというのはわかるんですが… で、ちょっと調べてみましたが、イマイチ境がわからない(笑)
「わらべうた」というのはかなり古くからあるようですが、地方に伝わる子守唄や子どもをあやすときの遊び歌などがそれらしい。 童謡の誕生は大正時代で、子どもための歌曲のことを言い、北原白秋や西条八十、野口雨情などの作詞が知られています。 一方、唱歌(文部省唱歌)というのは学校での音楽教育のために、近代音楽の楽想をもって作られた歌曲、と言うことになるのだそう。つまり、音階が違うらしいのだけど――ファとシを使わないピアノの黒鍵だけを使用する(F#を主音とする5音音階)の作風は、全体にちょっと懐かしく明るいイメージがあって、それまでのどこか切ないほどの物悲しさを感じさせる曲風とは確かに違った印象ですよね。
で、どうしてこういう話になったのか、と言うと。 「月の砂漠」(加藤まさを作詞・佐々木すぐる作曲)という曲なんですが、大正時代の歌なのに、かなりポピュラーなので誰でも知っているんじゃないかな。 管理人、この曲が好きなんです。でも、何かの拍子にこのメロディーを口ずさんでしまうと、さあ大変。日長一日、エンドレスで回ってしまう(笑) ところが、歌っているうちに、あら〜変。 歌詞がごっちゃになっているんです(歳のせいだとは思いたくないけど…)3番と4番がうろ覚えでハミングだったりする。 そこで、「月の砂漠」の歌詞を調べてようやく落着いたんですが。
この詩って、とってもロマンチックですよね。 何たって3番の歌詞にはお揃いの上着を着た王子様とお姫様が出てくるし、 4番では「ひろい沙漠をひとすじに ふたりはどこへゆくのでしょう 朧ろにけぶる月の夜を 対の駱駝はとぼとぼと」と結んでいるのですが、このふたりはいったいどういう関係なのかを想像すると、物語の3つや4つは即座に浮かんできます(笑)
さて、「月の砂漠」は本当は「月の沙漠」と言うのが正しいらしい。 ここで「砂漠」と「沙漠」の違いについて調べようかとも思ったんだけど… またにしよう(笑)
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2003年04月13日(日)
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