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2001年07月04日(水) ハンブルク(ドイツ)

 コペンハーゲンからの長旅から電車を下りるといきなり麻薬中毒者がよって来た。 見て解かったね。 まだ18くらいか、可愛そうに。 この駅周辺は、ジャンキー、ホームレス、売春婦がたむろしている。 こここが噂のハンブルク。
 ノ−ルカップ(ヨーロッパ最北の岬)であったドイツ好きが言っていた通りだ。確かにエイズと思われる方がサングラスを試着していた。 顔には斑点があり、骨と皮だけしかないくらいの痩せた体。 人間こうなったら終わりだね。 快楽に溺れた愚者の末路ってところだね。 これを生でみたら麻薬とか売春婦とかには手を出そうと思わないね。流石に。ま、そんなものに手を出すほど元から馬鹿ではないけどさ。

 チョット街中を歩いてみる。 駅前とは違い、今度は派手な格好をした女性達が目に付く。 まー売春婦だろう。HIV保持者の可能性が高い。この町は麻薬も結構売買されているらしい。それが理由。(因みに俺は絶対に手を出しません。この町を見たからね。) それにしても、ハンブルク、人が多い。 ベルリンと同じくらいかな。 でも人の流れはそれ以上かもしれない。 不思議なものだ。それにしてもショッキングな物を見てしまった。 

 警察署のすぐ横に売春婦が100メートルくらい並んで男を誘っている。警察の役割はいったい・…。とは考えるだけではね。

 でも俺はこう思う。ある程度、売春や麻薬を容認する事によって、それらを目的にした観光客が増え、ハンブルクの観光産業が発達する。 それに伴いハンブルクの税収が増える。警察が売春婦を野放しにしているのはこれが目的ってところかな。まさに諸刃の剣。 物事の黒幕を読む方法で一番手っ取り早いのが、誰がそれをする事によって一番利益を得るかを考える事が一番簡単。
 つまり、売春婦や麻薬をある程度容認する事によって、一番トクをしているのは
実はこの町の様な気がする。 まー昔からの港町はどこもこの手の商売が多いらしいんだけどね。

 


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天風

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