0(リセット)

2001年11月24日(土) 就職アドバイス。

 就職に関して色々聞かれる。 俺の自己PRは教えないけど俺がどう考えて就職に望んだかを書いておきましょう。

 憶えて欲しい事。
 経営学の基礎中の基礎と現在の常識。

 1企業が永続に発展するためには新入社員を継続的に採用し企業の若返りを図らなければならない。
 2今の日本の状況。

 これを憶えておけば良い。
 多くの人は、「今不景気で企業が採用数を減らしている、だから就職できない。」で止まる。確かに事実だね。でも基礎を知っていれば、不景気だからこそ新入社員の採用をしなければいけないという可能性に辿りりつく。松下やソニーがリストラしまくっている世の中でもちゃんとソニーさんは新入社員を入れるのはそのためだ。で、なんで採用人数を減らしたのかを考えるなら
「企業の求める人材の層が変ったから。」だから採用人数を減らしているはずだ。 この傾向は今後も続くだろう。 今の日本の企業のテーマとしては、GPモルガンなどの投資銀行にダマされていた時代を反省しつつ、コアコンピタンス(自社の強み)をもう一度確かめそれ以外はアウトソーシングサプライチェーン(外注)で回しましょうという考え方が主流になってきているはずだ。

 因みに、定性分析的に言えば今までは、コストリーダーシップ戦略から差別化戦略に変ってきているって事さ。それに伴い求める人材層が変った。 だから今までと同じようにしていては駄目なんだよね。 こっちもそれ相当に攻めないとさ。 一応戦略家になろうという人間が自分の人生の戦略も立てられなかったらマズイだろ? 戦略の1歩は情報収集さ。
 
 で、今ジェネラルの日本を想像してみる。 うまく行ってないでしょ。っていうか虫の息。俺はもう99年の時点で諦めまているので、あえて日本について考えなかったが、要するに人材不足。アメリカでは99年に民間企業出身のルービンさんが財務長官をやっているのに、なんでご老体が財務長官に戻るかが疑問だった。 まーどうせ面子とかの問題だろうけどさ。 金融工学の天才 対 教科書。 勝てるわけ無いんだよね。 しかも予想通り、教科書通りに行かない世界に教科書どおりの政策。 よって半年後、宮沢財務長官が言った言葉「日本はもう手がありません。」その瞬間に俺は日本を見限ったからね。 駄目だこりゃ。 俺はもう自分の力で生きていく。そっちの方が確実だ。 

 そんなこんな日本で問題点を考えるなら何か?
 学校の教授とかは「学生が勉強しなくなったから。」と言うけどね、そうは思わないね。学校の教師達が勉強する人達が偉いと、学生に教えこんでいる事の方が問題があると思う。 だから同じような人しか出来ないのさ。
 
 つまり、信号は何色だ。と聞くと「赤、青、黄色」と言える人しか作って来なかった事に問題がある。 そして、「赤、緑、オレンジ」と言える人を、変だと言ってよってたかって潰すのが日本という国だ。 
 そんな国で国債を返済するには税率はもう上げれないので、新しい産業を造ってそこから税収を上げましょうなんていうのは夢のまた夢だね。 できる人を潰してきたんだからね。 自業自得だね。 ほっとくしかないね。

 マクロレベルでもマイクロレベルでも求められるのは違う観点だ。 つまりアイディアだ。だから、みんな一緒とか言っているうちは時代遅れだね。 多分苦労する。人間の能力なんて皆同じなんていう事は絶対ないと思う。 人それぞれ持って生まれた特徴というのがあるはずだ。 それを早いうちに見極めてそれを伸ばすように時間を使えば良いのではないのでしょうか。 それがアドバイスです。


 < 過去のたわ言  独り言  これからどうなるの? >


天風

My追加