松山大河と仕事がしたくて。 まさにコンサルになろうと思ったきっかけだ。 松山大河とは元アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)の鬼才だ。 今の俺の歳には彼はサイバーエイジェントをIPOさせ、自分のアイディアを数億で売り、その他も多くの企業家を輩出した人だ。渋谷を起業家の町に仕上げた事を目標にしているわけではなく。 多くの才能を持つ人々に囲まれている事に憧れる。 ぜひ何時か一緒に仕事をしたいものだ。同じフィールドにこれた事だし。 実をいうと元はベンチャー・キャピタリスト志望だった。 現在のキャピタリストは新しいテクノロジーを持った企業をいち早く見つけ、ポートホリオを組むという基本的に投資家サイドからの観点でキャピタリングをしなくてはならない。 でも、俺は基本的にはテクノロジーを追うだけの投資というのは反対で、それよりももっとDemand side の観点でスタートアップにかかわっていたいと思うのである。 確かにりナックス凄いよ。XML凄いよ。SIEBEl、ARIBA凄いよ。このドックイヤーの世界では1年前のテクノロジーなんかあたり前になっていかにそれを早く見つけるかだと思うけどさ。 でも、今のネット系の企業の問題として研究開発費が莫大過ぎて利益がでていない現状を考えるなら、テクノロジーを追うだけのキャピタリングをしていても意味が無いと悟ったのさ。
数少ない成功企業、プライスラインを例にとるなら財務も一般企業と対して変っていない、それでいま成功しているかを考えるならね、逆オークション特許を取得した事による先行者の利的なところがあると思うんだよね。要するにアイディアさ。 ま、これがなかなか無いからテクノロジーに偏るという事も考えられるけど。
アイディアを見抜きたいという点で松山氏と同じだ。テクノロジーという確定した要素でサイバーエイジェントに関わったのではなく、アイデアしかない23才の天才経営者をいち早く見ぬきそれと供にその企業をIPOさせる。 いやー凄い凄い。 俺もテクノロジーよりもその人の能力に投資なり、自分の時間を掛けて見たいと思うね。 キット面白いはずだ。 俺は、「自分の時間をいかに面白く使うか」これが全て。 これしか考えていない。 俺の人生こんなもの。
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