確か高校時代ニューす番組でこんな事を言ってた。
今40代以上の死亡率で一番高いのは三大成人病を抑え自殺がトップ。 バブル崩壊以降この数字は伸びつづけています。 不景気の要因がこんなところに表れています。 これから時代どうなるんでしょう?
多分、今から約8年前にこんな事を言っていたので現在の自殺者の数は当時とは比べ物にならないくらい増えているはずだ。自殺者だけでなく年間の行方不明者の数も年々上昇しているらしい。 その中の大体半数が死んでいると仮定して、その数を自殺率ととして計算すると途方も無い人が自殺という道を選んでいるという事になる。 不景気だから。 失業者が増えたから、社会不安だから。 そんな理由だろうか。
確かなことは分からないが、この数は阪神大震災で亡くなった人の軽く見積もって5倍から10倍だ。 アル意味、不景気という名の原爆が落っこちてきたようなものだ。 ただ見えないだけで、裏ではこれだけの人が「不景気」という事で死をえらんでいる。
21世紀は、戦争の時代だ。(エコノミック・ワー)って奴。 俺も気をつけないと同じ道を辿る。 高校生ながらこんな事を思ったのを憶えている。 そこまでは、俺でなくても気付く事だ。 でも俺がその時に思ったのは、なぜここまでの人が自殺という道を選ぶのだろう? と疑問に思った。
俺の仮説は日本の教育にあると思う。 要するに自分で考える事のできる人を作ってこなかった結果であると思う。 皆一緒、横並び、誰かがいなければ何もできない、マニュアル人間、目標を与えられなければ何もできない。 日本教育の腫瘍はこんな所だろうか? だから、一度脱線すると何もできない。 手が思い付かない。 だから死ぬ。 最低だね。
さらに、その自殺者の内訳をみると日銀など一流企業と呼ばれる企業と自殺者数は整比例している。 高校の教育が東大を頂点にた受験戦争の末路なのだろうか。 確かに皆が皆自殺しているわけではない。 しかし、この事実を考えるとただ闇雲に受験という物にこだわる必用があるのだろうかと思った。 糞生意気な高校生だった。
続く。
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